今朝全巻完読しました。
この話をしたら周りでも結構読んでる人が多くて、
やっぱり村上春樹って人気なんだなと思った。
私としては初の村上春樹。
噂には聞いていたけど性的描写がコッテリ入っていて、
嫌いな人は嫌いなんだろうなと思った。
でもやっぱり素敵な言い回しや、
貫くフレーズがたまに出てきて、
チーズとクラッカーをかじりながら、
水を二杯飲みながら読みたいもんです。
結論としては謎が残りすぎ。笑
結局あれは何だった的なものが。。。ありますよね?笑
文中に出てくるヤナーチェクのシンフォニエッタ。
めっちゃ良い曲。
以下、各巻より印象に残った言葉!
BOOK1上巻
◆もし気がつかなかったのなら、それは一度もいじめにあっていないということよ。だっていじめというのは、相手に自分がいじめられていると気づかせるのがそもそもの目的なんだもの
◆少数の人の側に入ってしまうと、面倒なことばかり考えなくちゃならなくなる
◆何かに見えないというのは決して悪いことじゃない。つまりまだ枠にはまっていないということだからね
◆脳死的な状況を進んで求める連中も、世の中には少なからずいる。その方がなんといっても楽だからね。ややこしいことは何も考えなくていいし、黙って上から言われたとおりにやっていればいい
◆男性会員に不安や苛立ちや不快感を与えることについては、青豆は毛ほども後ろめたさを感じなかった。力ずくでレイプされる側の痛みに比べたら、そんな不快感などとるに足らないものではないか
◆攻撃を受けることにただ甘んじていては、どこにもいけません。慢性的な無力感は人を蝕み損ないます
◆解釈の余地があるところには、常に政治力や利権が介入する余地が生まれる
BOOK1下巻
◆正しいことであれば、その気持ちが純粋であれば何をしてもいいということにはなりません
◆それは最初からあらかじめ決まっていることで、ただ選んでいるふりをしているだけかもしれない。自由意志なんて、ただの思い込みかもしれない。ときどきそう思うよ
◆悪い予感というのは、良い予感よりずっと高い確率で的中する
◆そのようなあさましいインチキは衰えることを知りません。世界の大多数の人々は真実を信じるのではなく、真実であってもらいたいと望んでいるとを進んで信じるからです。そういう人々は、両目をいくらしっかり大きく開けていたところで、実はなにひとつ見てはいません。
◆自分がくぐり抜けてきた時間を、順序通りにそのまま均一に受け入れなくてはならないとしたら、人の神経はとてもそれに耐えられないに違いない。そんな人生はおそらく拷問に等しいものであるだろう
BOOK2上巻
◆ある年齢を過ぎると、人生というのはものを失っていく連続的な過程に過ぎなくなってしまいます
◆Aという説が、彼なり彼女なりの存在を意味深く見せてくれるなら、それは彼らにとって真実だし、Bという説が、彼なり彼女なりの存在を非力で矮小なものに見せるものであれば、それは偽物ということになる。
◆システムというのはいったん形作られれば、それ自体の生命を持ち始めるものだ
BOOK2下巻
◆この自然界において、人が自分自身以上のものになることは、自分自身以下のものになるのと同じくらい罪深いことである
◆この不確かな人生においては、いつ何が起こるかわかったものではない。パジャマをこまめに洗濯しておくのも、それに対する方策のひとつだ
◆タマルなら、まず相手を取り押さえ、無力化しておいてからものを考えるだろう。最初に行動がある。直感を信用し、論理的な判断はあとにまわす。一瞬の躊躇が手遅れになることを彼は知っている
◆人が生きていくためにはそういうものが必要なんだ。言葉ではうまく説明はつかないが意味を持つ風景。俺たちはその何かにうまく説明をつけるために生きていると思われる節がある。
◆もしそこに殺人という行為が介在しなかったら、そんな関係を打ち立てることは果たして可能だっただろうか。アウトローの立場に立つことなく、信頼の絆を結ぶことはできただろうか。おそらくむずかしいはずだ
◆彼女はそんなものを衝動的に買ってしまったことをずっと後悔していた。それが見かけのぱっとしないゴムの木で、そのくせかさばって持ちにくいからであり、なんといってもひとつの生命を持つものだったからだ。
◆それがあなたにとってはもっともうまくできることだったんだ。
BOOK2上巻
◆「希望のあるところには必ず試練がある
◆信仰の深さと不寛容さは、常におもて裏の関係にあります
◆いったん自我がこの世界に生まれれば、それは倫理の担い手として生きる以外にない
◆主観と客観は、多くの人々が考えているほど明瞭に区別できるものではないし、もしその境界線がもともと不明瞭であるなら、意図的にそれを移動するのはさほど困難な作業ではない
BOOK3下巻
◆針で刺したら赤い血が出てくるところが現実の世界です
◆追跡者の死角は追跡されることなのだ
◆人は死者に自然な敬意を払う。相手はついさっき、死ぬという個人的な偉業を成し遂げたばかりなのだ
◆持っているのが厄介になったら東京湾に捨てればいい。そのぶん世界はささやかだが非武装に一歩近づく
最近騎士団長殺しも出たけど、
読み疲れたので、そっちはまだいいかなあ。笑
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