2017年1月18日水曜日

人間における勝負の研究 米長邦雄 7 ラスト


前回
その6
ラストです!!

◆私利私欲、私情というものは人間にはつきもの。これをいっさい捨てろというのは、「男らしくあれ」ということではなく「神様になれ」ということになってしまう
◆情と理性とはまったく相反するものではないけれど、その二つの対立があった場合には、まず自分の情を捨て、他の人の情と理性の両面から、納得のいく方法を選べる人が男らしい男

◆金銭だけの問題でいうと、お金はできるだけ自分のものにして、他人にやらないほうがいいに決まっている。けれども、男というのは貸し方に回るか、借り方に回るかということが、ひじょうに大事なこと
◆ある程度のお金を男は持たねば、男らしい生き方も、なかなかままならない。しかし、何も大金持ちにならなくても、ほんのささやかなゆとりがありさえすれば、貸し方に回れるはず。

◆男は、自分個人のことでは泣き寝入りというと、誤解があるかもしれないが、とにかく、どこまで我慢できるかが一つの男らしさの指標になるはず
◆男というのは、たいてい夜遅く帰るという修正を持っている。少なくとも、時には午前様となるもの。その場合、必ず起きて待っているというのは、立派な女房ではあるかもしれないが、いい女とは言えないと思う
◆男が遅く帰るのには、二つのケースがあって、一つは仕事で遅くなる場合、もう一つは遊んで遅くなる場合。この二つのケースを判別できる女はいい女

◆目標があって、それを達成したとする。しかし家庭の方はないがしろにしていたり、遊びは全然しないというのでは、まるで片手落ち
◆世の中に真実が一つしかない。人間のあるべき姿は一つしかないと考えるのはおかしい。

◆母親ができる一番よい教育は、子供の前では父親を尊敬すること。「うちのお父さんは偉い」と、それだけでいい
◆子どもの教育で一番大切なのは何かというと、集中力をつけてやることに尽きる。
◆「お前は一流になる」「お前は大物の器だ」と言って励ましてやり、子供が自分でもそう思い込んだら、こまごまとした目先のことで、いろいろ注意する必要はなくなります。そういう自覚は、おのずと自らを律するものなのです





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