2019年2月3日日曜日

黒ビール探究その35 九十九里オーシャンビール スタウト 寒菊銘醸





九十九里オーシャンビール スタウト
寒菊銘醸
7%

寒菊銘醸 HP
http://kankiku.com/japanese/lineup/lu_beer

安房麦酒と並ぶ南房総の雄。
明治時代からの酒蔵からが作るビール。

可愛いイルカのラベルと裏腹に、
ガッツリ7%のアルコール度数。

スイートなアルコールと、
軽く養命酒系の薬草のようなフレーバー。

さて、いただきます。

超微炭酸。
舌に乗せると、優しくなでるような刺激。
ナイトロのクリーミーさとは少し違う優しさ。

こってりとしたスタウトのような一撃目から、
クッと酸味が来て、何事も無かったかのようにスッと去っていく。

酸味が独特。
スタウトのべたっとしたコッテリ感はなく、
何度飲んでも、酸味によって口が毎回リセットされる。
毎回新鮮さが続く。

ミネストローネと合わせてみる。

コッテリとしたスープに合わせても、
毎回酸味がさっぱりとリセットしてくれる。

食事と合わせると良さが引き立つビールだ。

ナッツとレーズンのパンに、
クリームチーズを塗ったものと合わせてみる。

クリームチーズの酸味とビールの酸味が調和して、
チーズのミルキー感が強力に弾ける。
うめえ。

温度が上がってくると、
酸味から甘味へ主役がシフトしていく。

甘味が増してきても、
べたつきが無くクリアなスタウト。

九十九里という土地柄、
海鮮と合うようにも意識している?

意識しているかは分からないが、
結果として非常に合うと思う。

7%でほろ酔い。
結構饒舌になってしまったようだ。



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