2016年1月30日土曜日

竹中先生、日本経済次はどうなりますか? その2

竹中先生、日本経済次はどうなりますか?
竹中平蔵、田原総一朗
2013年


4限目
○小泉政権は01から0 6年だから、ジニ係数で見る限り、格差は小さくなった
○世界銀行が出す世界ガバナンス指標は、「ある国の権威や権力が行使される際の一番の慣習や制度」。各国のガバナンス状況が数値でわかりやすく示されれば、ある国の政府が「この制度が世界に遅れているから改善しよう」とか、「国際的な企業が英国より米国の方が進んでいる進出して工場作るならB国だ」と判断できる。ODAを出す時の参考にもなる。
○日本企業側されている六重苦
 ①円高
 ②40パーセントと高い法人税率
 ③TPPなど自由貿易協定の対応の遅れ
 ④厳しい労働規制
 ⑤厳しい環境規制
 ⑥電力不足
○六重苦のうち、不合理で過剰な規制はやっぱり取り除かなければダメ。もちろん何でもかんでも規制をなくせばいいのではなく、環境規制などは必要なものをきちんと残さなければいけない。

○株価が上がれば株を持っている人が資産が増える。企業の時価総額も膨らんで例えば海外企業を買収できる。それで新しいビジネスを広げて設けることができる。個人も企業も豊かになれば、経済全体が成長する。「日本経済は成長できない」という人は絶対にそうはならないと言っており、その考えは根本的に間違っ行っています。
○現実に今、世界の主要国の中で深刻なデフレで苦しんでいるのは日本だけ。ところが人口が減少している国は25カ国ある。
○ロシアもウクライナも人口が減っているが、どちらの国もインフレ率は6パーセント。だから、デフレと人口減少が何の関係もないということはないが、人口減少によって必ずデフレになるというのは誤り。

○労働の移動を促進させる補助金は、金額がなんと年に5億円。「労働者を固定する補助金」対「労働者を移動させる補助金」の比率が1000対5、こんなことをやっているから、現状が固定されてしまって新陳代謝が進まず、経済成長ができない。
○シュンペーターは起業家を単なる経営者とは考えない。イノベーションを担う経済主体のことを企業家と呼ぶ。
○日本企業の問題最大の問題は、だめな社長クビにできないこと。日本ではまともなコーポレートガバナンスが働いていない。
○アメリカの年金基金が2013年から、独立した取締役置かない会社については株主総会で代表取締役の人事を否認すると決めた。莫大な基金を株式に投資している大株主だから、能力のない社長が企業に座って利益率が上がらない状態など断じて許さないというわけで、コーポレートガバナンスの世界標準はそこまで来ている。

第5限
○政府が設置する政策審議会や諮問委員会は、以前からずっと構造的な問題を抱えている。大きな問題の1つは、明らかに利益相反行為がおこってしまうこと。
○コンセッション(concession)
もともと譲歩や容認という意味で、与えられた免許、特権、土地の使用権などを指す。例として、施設の所有主体とは別の会社が、駐車場や売店をやっているなど。
○東京時間をサマータイムで2時間早くすると、ニューヨークのマーケットが閉じる時間に、日本のマーケットが開くようになる。すると巨大な国際マーケットが連続して、本当のマーケットになる。

○特区は、特別な地区を設定して域内では規制を取っ払うというように、一種の実験をやる制度だった。その地域だけに特別な補助金が出るという制度に変質してしまった。
○農業はきちんと3つに分別して、それぞれに最適な対応をして行くべき
 ①海外からの農作物に十分対抗できる競争力がすでにあるもの
 ②集約化で耕地面積を広げるなど構造改革をうれば、競争力がつくもの
 ③中山間地農業など、競争力は期待できないが、社会的・環境的な要請から残すべきもの
○医療については供給を増やして競争してもらわなくてはダメ
○20数年前に出た文部大臣の告示以来、新しい医学部の設置が認められていない。まずこれをはずしてもらいたい。そして、医者になる人を増やせばいい。
○医者は必ず「医は仁術だ。カネ儲けではない」とか「病院の株式会社化なんてもってのほか」と言うけど、人の命を預かっている株式会社なんて山ほどある
○所得が高い人、元気に働いている人には、申し訳ないけど年金は出さない。それから、年金の支給年齢をもっと上げていく。
○医療についても、混合診療をはじめ、もっとおカネを出したい人に出してもらって、国費の投入を減らしていく

第6限
○中国の(限界的な)資本効率はかつての日本の半分くらい。効率の悪い投資をたくさんやっていて、効率の悪い資本は、いざ大きな社会変動があると、不良資産や不良債権として一気に顕在化してしまう



2016年1月19日火曜日

竹中先生、日本経済 次はどうなりますか?  1

竹中先生、日本経済 次はどうなりますか?
(田原総一朗責任編集 オフレコ! BOOKS 2時間でいまがわかる!)
2013年

竹中平蔵氏と田原総一朗氏の対談本。

最近株価が奮いませんね。
アベノミクス失敗だーとか言われてますけど、
さてさてどうなるやら。


そもそも竹中さんの本を読もうと思ったのは、
医療の世界、とりわけ医師会などでは、
「新自由主義」というレッテルで凄く嫌われているからです。


先月読んだ竹中さんの本まとめ
日本経済こうすれば復興する!



嫌われてるって語弊がありますね。
2006年ごろの医療費抑制により、医療崩壊が起きたとして、
竹中さんはその首謀者とされているわけです。

医療でいつも問題になるのが、
現場の医療者の意見と政策策定者や保険者の意見の相違。
人を診てるか、数値を見てるかの違いです。

私はどちらも見れるようになりたいが、
どうしても文系と言う枠から出れない。
だからこそ色々な意見を本から吸収したいのです。

もう少しこの方の本を読んで、
その真意は何だったのかを確かめたいと思っています。
ていうか、最近しっかり読書始めてから経済がよく分かるようになった(気がする)。

今はあわせて高橋洋一さん(元大蔵官僚、小泉・竹中のブレーン)
の御本も読んでおります。勉強勉強。


さらば財務省! 政権交代を嗤う官僚たちとの訣別 (講談社+α文庫)


1限目
〇アベノミクス三本の矢は、
 ①デフレ克服克服のための金融緩和
 ②機動的な財政出動
 ③成長戦略のこと。
〇中国と日本は、GDPが世界に第2位と第3位の経済大国。その2つの国がもめているために、現に交流が減り、投資も減って、GDPが下がっているじゃないか、という不安や不満がある。
〇小泉内閣や第一次安倍内閣時代にケチケチ財政でやってきたというのは事実と異なる。2000年から2007年には日本政府の一般会計の歳出規模は82から83兆円で全然ケチケチじゃない。
〇民主党がやったことについて、分配政策と言えば聞こえが良いが、それはそれは見事なバラマキだった。事業仕分けのパフォーマンスで国民は無駄を削ったと騙されたが、削ったのはせいぜい7兆円。それで一般歳出が一気に14兆円増えて90数兆円になった。
〇資産効果
例えれば地価や株価、マンション価格やゴルフ会員権価格も上がったらみんなお金持ちになった気分になって、大盤振る舞いでお金を使ったりすること。
〇安倍バブルやアベノリスクと言うのは、そもそも経済学は分かっていても経済が分かっていない経済学者。植物学を踏まえて良い庭を作るのは、経済学と経済政策の関係。植物学者は経済学者で、庭師は経済政策屋さんで両者のギャップは非常に大きい。
〇現実の経済というのは常に「風が吹けば桶屋が儲かる」。ところが経済学の世界は、あるところで閉じた狭い世界で、その中でしか議論できない。歴代政権は、好循環への道を、改革を避けることで自ら閉ざしてしまった。

2限目
〇そもそもデフレは、自分の給料が持続的に下がってことです。だから困ります。
〇デフレ克服でやるべきことは2つ。第一に日銀が、もっとマネーを出さなければならない。第二に政府が、需給ギャップを減らさなければならない。需給ギャップの解消は日銀にはできず、政府が財政出動含めた政策を駆使し、具体的には公共事業や減税で解消すべき。
〇需給ギャップが0だった06から07年も、日本はデフレだった。ようやく需給ギャップがゼロになって、さあ、次はデフレ解消だという時、日銀は量的緩和をやめてしまった。量的緩和を続けていれば、日本の物価はかなり違う動きをしたはずで、日銀の失敗が大きかった。
〇バブル崩壊で企業収益がどんどん落ちていったとき、本来ならば賃金をドーンと下げなければいけなかったのに、下げなかった。だから労働分配率が急上昇して資本の取り分が少なくなり企業がドーンと弱くなってしまった。
〇これではダメだと、企業がリストラしたり賃金の伸びを抑制したりした結果、労働分配率は07年に69.2%まで下がった。安定成長していた時代に戻ったのだ。
〇オリックスグループCEOの宮内義彦さんの言葉だが、デフレの時は、何もせずキャッシュを持っているのが、一番いい。だから、利潤を追求する営利企業が、設備投資を抑制して研究を持とうとするのは当たり前。それをするなと言うのは、企業に設けるなというのも同然のナンセンス。企業は余ったキャッシュを遊ばせているのではなく、最も有利な現金という資産に投資をしているのだ。
〇物価連動債(インフレ率によって元本や受取利息が変動する債権)のブレーク・イーブンポイントという計算の仕方で、これでマーケットのインフレ予想が分かる。

3限目
〇公共事業について、90年代後半のピーク時6.4%で、高すぎるというので、小泉内閣は2001年から公共事業減らした。目標はヨーロッパの2~3%だった。民主党政権でも減らした結果、気がつけば今は3.2%で、3.1%のフランス並みであり、ヨーロッパと比べても高すぎる状況ではなくなった。
〇経済はハウトゥーで対処できるものではなく、絶対的な正解なんてない
〇日本のバブル崩壊のような状況が、普通の不況ではなく、バランスシート不況だと広く認識されるようになったのは、欧米でも90年代半ば。デットオーバー・ハングを論じる有名な論文がきっかけ。
〇小泉内閣は初年度に前年比90%まで減らし、あと5年間は2%ずつ減らしましたから20%ぐらい減らした
〇プライマリーバランスの赤字が福田内閣の終わりごろ、07年に6兆円まで減った。あと1年半も続けてゼロになった時点で、消費税を上げればよかった。その時5パーセントあげれば、上げた分をまるまる国民の福祉に回すことができた。
〇消費税増税だけで財政再建はできない。私が以前から心配しているのは、増税してもダメだとわかってしまうこと。増税しても多分翌年の赤字額あまり減らない。すると、マーケットに与えるダメージがますます大きくなる。デフレ脱却も成長戦略もすべてを徹底的にやらなければならない。

その2

 

2016年1月18日月曜日

胃カメラ&ピロリ菌駆除1

年末から只今までの、
胃カメラ&ピロリ菌騒動についてまとめてみたいと思います。


我が家はがん家系で、
親も胃がんをやらかしちゃっているんですが、
そのこともあって親からの進言で年末にピロリ菌の検査に行きました。

すると案の定「陽性」
ペプシノゲンの値がちょっと高くなっているので、
胃も少し弱っている状態とのこと。

なんかその日から胃の調子が悪くなった気がしました。
THE プラシーボ効果。

ピロリ菌がいるのは分かった。
では、駆除していただこうじゃないか。

すると、先生、
「ピロリ菌の駆除を保険でやるには、
胃カメラを飲んで、胃が傷んでいることが確認できないとダメです」

胃カメラ…

胃カメラ、それは健康診断のオプション項目。
胃カメラ、それはオエッってなるやつ。
胃カメラ、誰か曰く「若いうちは必要ないよ」


「若いうちは…」


私「何とかなりませんか?」


何ともなりませんでした。


どうやら日本人はかなりの率でピロリ菌保持者がいるそう。
特に上の世代の方々。

もとは清潔でない水(というと語弊がありますが、山水、井戸水のイメージ)を飲むことでピロリ菌に感染するそうです。

日本ではわざわざ煮沸する必要のない美味しい山水などが豊富なので、それを飲んでいた世代の方々が感染、そして「子供へ咀嚼した食べ物を与える」ことなどを介して伝染してしまうそう。

私はどうやら口移しをされていた可能性が高い。
「口移しをされていた可能性が高い...」

まあ、それはいいとして、
「ピロリ菌保持=がん、胃の疾病」
では決してなく、ピロリ菌保持してても何もない方もたくさんいらっしゃるそう。

ただ、父親が胃がん経験者であること、
ピロリ菌の影響によって胃の収縮が起こっていることが数値的にも考えられるので、
こりゃもうカメラ飲むしかないと覚悟をしました。

ということで年末の忙しい中、医療機関を探しはじめたのでした。


その2へ続く



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生命保険の罠 後田 亨 2

生命保険の罠
後田 亨

106歳とかの年齢設定についてはアマゾンでも反論があるみたいだけど、
誰か示してくれないかなあ。

プルデンシャルは親友が加入して、俺も誘われた。
何かバリバリの営業マンだったな。

収入保障保険というのはしっかり覚えておこう。

それでは完結編。

第3章
○私の結論は50歳くらいまでに100万円程度の貯金ができていれば、がんも、医療費の面ではそれほど恐れることはない
○交通事故の例などは、お客様にも「高度障害状態」になることが想像しやすいのかもしれませんが、そうなった場合は「生命保険」に頼らなくても、」自動車保険」から巨額の賠償金が出るはず
○保険会社は収益を確保する生命線として、「保険金を払わなくて済みそうな人たちだけ、保険に入ってもらう」ことに徹しています。

第4章
○プルデンシャルやソニーの営業担当者は、まずお客様に「従来の保険販売のあり方」に対する疑問を投げかけてくる・・・私は、このやり方を「信者」にする営業手法と呼んでみることにした。
○更新に際する保険料の「値上がり」は、あくまで、「更新前と同じ内容のまま契約を続けた場合」だけに起こる。お客様の状況や考え方の変化に応じて、けいやくないようを変更するという選択肢もあります。
○「「掛け捨て」ですが、大丈夫ですか」という問いかけの前提には、「掛け捨ては損」という考え方が前提にある。しかし、リスク管理費(例えばガードマンを雇う費用)が戻ってくるというのも妙な話だ
○保険料が変わらないというのは、だいたい50代半ばくらいまでは均等に割られた保険料より払い過ぎている状態が続き、それ以降は反対に本来払い込むべき保険料より低い期間が続くことになる
〇養老保険は、保障と貯蓄を兼ね備えている。ただし、保障機能もつ商品と貯蓄機能もつ商品という2本分の機能があるので、当然、保険料も2本分頂く事になる。
〇あらゆる保険機能に付帯する機能には、相応のお金がかかる。お得な話など最初からない。満期金があるということは、満期金として支払うためのお金を別途頂くことになる。
〇保険会社によるが、男性ならば106歳、女性なば109歳くらいを満期とした養老保険と同じ仕組みになっているのが終身保険である。つまり男性ならば、106歳までの定期保険の部分と、106歳までの満期積立部分の2つから成り立っている。終身保険の実態は、単純に説明すれば、養老保険の超ロングバージョンというべきものです。それ以外の何者でもない
〇保険とは、勝った人が必ずしも喜べないギャンブルみたいなもの。お客様がギャンブルに参加する際、一番大事な大切なのは、胴元は損をしない仕組みであることを認識し、ほどほどに付き合うことです。

第5章
〇貯金では解決できない、もしくは解決したくない経済的な痛手について考えると、保険に頼るべきことが何かが明確になる
〇学資保険など資金が必要になる時期が、ある程度予測可能なことに対する準備を、果たして何が何でも保険を使って行わなければならないのか
〇日常的にはとても用意できそうにない金額(保険金)を日常の中で支払ったでていける金額(保険料)で調達する仕組み(保険)を使うことによって、多くの人が突然の不幸などにも備えることが可能になっている、保険の存在意義はこの1点にあると言っていい
〇保険会社はお客様が管理保険に加入されてから2年経過していない契約については、調査をする
〇アフターサービスのことを保全と呼ぶが、歩合給の営業担当者は、会社からは、電話代も交通費も出ないのですから、ボランティアに近い感覚で保全に取り組むことになります。
〇保険会社の言い分は、「臨床医学と保険医学は別なものです」「医学と統計学の違いといえるかもしれません」といったもの。それでも保険に加入したいお客様には、がん保険には入れないこと、終身保険は、「一定期間、保険金がカットされることを認めます」と印字された了解書への署名と捺印が求められる。

第6章
〇MDRTとは、2007年8月現在で、世界で78カ国、約3万6000人の会員からなる組織ですが、毎年、生命保険・金融サービス専門職の上位6%しか入会が認められないこともあって、業界では1つのステータスです。
〇営業担当者の販売実績が目ざましいものであることとお客様の利益を優先していることは、同義ではない。

第7章
〇上司たちは、保険会社が、いわゆるメインの顧客層と考えている人たちと、同じような家族構成の家庭を持っている年代です。が、自社の推奨商品への加入は避けていた。
〇収入保障保険
Aさん60歳までに万が一のことがあった場合、毎年180万円、つまり月額に換算すると毎月15万円が、ご遺族へ支払われるプラン。保険料は60歳まで一定で月々4,650円。
〇Aさん「定期保険の場合、断然、収入保障保険。確かに毎年180万円ずつトータルとして受け取れる金保険金は下がるが、それで構わないし、ひまわり生命は、他の会社よりも安い。」
〇損保ジャパンひまわり生命は、定期保険の中でも保険料が安い収入保障保険について、タバコを吸わない健康体の人の保険料を、他社の同種類の商品より特に低く設定している。
〇高額療養費によって個人負担の上限は、一般に月額8万100円強、高収入の人でも15万円強程度です。しかも入院日数は年々短期化している。
〇Aさんのようなプロは、「このがんの診断一時金さえあれば」という気持ちにブレが生じることはない

その1です。


2016年1月17日日曜日

生命保険の罠 後田 亨 1

生命保険の罠
後田 亨

凄いぶっちゃけてる本。
Amazonの評価も良いのが分かる。
みんな本当の情報を欲している。
ただ、情報を得てもどうするかは本人次第だけど。



まえがき
○大量のCMを流して保険会社が売りたがるのは、「会社にとってメリットが大きな保険」であるはず。少なくともお客様にとって「いいことずくめの保険」であるはずはない

第1章
○投資信託の販売手数料は通常0ー3%程度。加えて年間1.5%前後の「信託報酬」を客は負担する。保険料に含まれている「経費」は約30%と言われている
○お客様には保険について知らな過ぎる。「知らない」という自覚も「保険会社に好きなようにお金を払わされてしまう」ことも、薄々わかっているはず。しかし、「では、どうする?」という問いから逃げていないか?
○「保障は一生続き、保険料が上がることはありません」というアフラックのこの商品は、「男性ならば106歳まで生きる」という前提で作られている。保険料はその均等割りであるので、変わりようがない
○「60歳からの保険料が半額になります」という案内に、「ただし60歳までの保険料は、その分高くなります」というひと言を加えると、お客様にとっての払い込みのメリット・デメリットが明確になる
○保険料の払い込みが途絶えて、保険の効力がなくなった契約というものがあります。お客様は保険料を、現時点から保険の効力がなくなった時期まで遡って払い込むことで、契約を「復活」させることが可能です

第2章
○仮に3年後の「お祝い金」が15万円ならば、保険会社は、返金用のお金を、1年間の保険料を5万円上乗せしてお客様からいただいておくだけの話です
○もともと、あらゆる保険商品は、会社が損をするようにはできていません。あらかじめ、お客様の死亡率は高めに、会社経営にかかる経費は多めに、市場金利などは低めに見込んで保険料を設定しているからです。
○「2階建ての構造」に加えて、入院料等に備える保険など、各種の「特約」が束になった「パッケージ商品」は、お客様のの思考停止を誘います
○「定期特約つき終身保険」に加入したお客様は、自分が契約した保険は、あくまで一生涯続くものと考えている。実際は、例えば40歳で3000万円の保険に入った人は、100万円程度の終身保険と、60歳までの「定期特約」という期間限定に入っていて、生涯3000万円の保険に入っていると錯覚していることがほとんど
○必要な特約を、必要な期間の分だけ付加することができて初めて、いろんな商品をまとめたパッケージ商品の良さが引き出せる
○基本的に保険はパッケージ商品ではなく、バラ売りされているものにするべきだと思います。何より、わかりやすいからです。

その2