2018年1月14日日曜日

先生、それって「量子」の仕業ですか?  大関真之

年末に、

量子コンピュータが人工知能を加速する 西森秀念、大関真之
https://bunkeiiryonohondana.blogspot.jp/2017/12/blog-post_30.html

を読んで、
もう少し量子について知りたいなと思い、大関先生の本を購入。


数学などを使わないざっくりした説明で、ド文系にも分かり易いかったのですが、分かり易く例えようとして、例えすぎてて分かりにくい部分が少しあったかな(苦笑)

表紙のカワイイ猫は、
本文中にも出てくる「シュレーディンガーの猫」という、

なかなか残酷な実験がモデル。どんな実験かはググって下さい。

量子アニーリング法の例え方について、
前述の共著本では低い土地への水の溜まり方、
この本ではあみだくじで例えていた。

二重スリット実験については、
西森先生との本では、説明がざっくりだったので若干はてなが残っていたのですが、こちらの本では、二重スリット実験を中心に話が展開していくので、ひっかかっていたところがすっきりした。

ニュートリノの実験、カミオカンデの話とかが出てきたときに、そういえば高校の時に小柴先生が講演に来たなあとか思い出した。確か部室で楽器を吹いていたのだが、今考えるととてももったいない。笑

以下、本文より
◆人間の身体に再び秩序を取り戻すためには、人間以外の者とくっつく必要があるということが予想されます。それが、食事です。
 実際、食事をとることで、人間は栄養を得て、体を作る源を取り入れます。出てくるものは秩序を失ったものであることにも注目したいところです。その分、人間の体のほうの秩序が復活していると考えられます。
 ものを食べる事は、栄養の摂取のためと言うよく知られた理由以外にも、人間の体の秩序を保つために、実は重要なことだったのです。

◆人類は、量子コンピュータという、まったく新しいコンピュータを作ろうというところまで来ました。小さな粒を自由自在に制御するという難しいことをに挑戦しているところです。
 そのヒントは、これまでのような無骨な機械の作成技術ではなく、生物の理解にあると思います。どうも生物は既に量子の世界のことを知り尽くしているようですから。
 生物の理解によって、小さな粒のうまい操り方を知り、新しいコンピュータができるとすると、将来待っているであろう生物とコンピューターの融合は自然なことだと思えてきます。




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