2017年12月25日月曜日

大江戸ビジネス 呉 光生 とファミリーヒストリー 桂歌丸

◆享保8年に犯罪捜査の便宜を図るために行ったのが、八種類の商人に組合をつくらせ、名簿の提出を義務付けたことだった。以後、この組合に参加する商人は八品商人と呼ばれることになるのだが、これがすべてリサイクル業者なのである。
 ちなみに、その8品とは、質屋・古着屋・古着買・小道具屋・唐物屋・古道具屋・古鉄屋・古鉄買の八種である。
 現在でも古物商は登録制となっており、公安委員会の許可がなければ営業できない。これは古物の営業に際しては、盗品の混入するおそれがあるため、とされている。大岡はまさしくここを狙ったのである。

現在の古物商の登録にそのまま生かされてワロタ。

◆吉原について。
場所は現在の人形町の近くで、今も大門通りの名が残っている。当時は江戸の町割りの外にある湿地帯で、葭(あし)の茂さみしい土地だった。そこで葭原となったのだが、「あし」は「悪し」に通ずることから忌避され、「葭(よし)原」となったが、さらに良字を求めて「吉原」と呼ばれるようになった。
 この吉原は40年ぐらいで役割を終える。江戸の発展により、このあたりが町人地の中心になったからである。1656年に移転命令が出され、現在の浅草寺裏の田園の一角に移動した。
 これが「新吉原」である。

つまり、今の吉原は新吉原なわけですね。

遊郭つながりで。

先週のファミリーヒストリーが桂歌丸師匠だったのですが、実家が横浜・真金町の遊郭だった、という話で凄い面白かった。若い時の歌丸さんがまじカッコいいのはご存じのとおり。

歌丸さんの落語で見せる色っぽい仕草は、子供のころから遊女の方々を見て、自然に取り入れていた結果だという木久翁師匠の評。

酸素つけながら高座に立つ姿は、本当尊敬です。




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