2015年12月17日木曜日

第1章 「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい―――正義という共同幻想がもたらす本当の危機

武田鉄矢さんのpodcastで紹介されていたこの本読んでみました。
気になったところのまとめ。


第1章まとめ

〇加害者の人権への配慮は、被害者の人権を損なうことと同義ではない。

〇誰かがしている酷い行いに対して憤りを感じるのは当たり前ですし、それを第三者が「私は許さない」と考えるのも自由です。ですが、あくまでも主語は「私」であるべきで、「被害者の人権はどうなる?」と叫ぶのは違う気がします。

〇命の価値が、被害者の立場や環境によって変わる。ならばその瞬間に、近代司法の大原則である罪刑法定主義が崩壊する。

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〇領土とは利権だ。ならば交渉はできる。何かに置き換えることも可能なはずだ。

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〇クォン・デの存在を教えられた僕は、当時の時代状況を調べる過程で、この悲劇の王子を日本で支え続けた1人が、玄洋社のの総帥である頭山満であることを知った。

・玄洋社
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%84%E6%B4%8B%E7%A4%BE

たまーにツイッター上で、ネトウヨ的な人(僕はよく分からないので侮辱的な言葉だったらゴメンナサイ)がつぶやいている頭山満氏。こういう人だったんですねえ。

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