2016年4月18日月曜日

家を借りたくなったら 長谷川高1

長谷川高先生のシリーズ。
前回まとめたずっと「引っ越したい」あなたへへの全面改訂版。

一番なるほどと思ったのは、巨大リートが巨大大家さんということ。

不動産投資を考えていたときに、目をギラギラさせて、
長谷川先生の愚直でまっとうな不動産投資の本を読んだ。

私は読了してすーっと熱が冷めて、何かもう不動産投資は違うなと思ったのですが、
結局大きなリスク犯してローン組んで不動産やるより、「長期でリート買ったほうがサラリーマンには無難じゃないのか」ということ。本の中でもそんな話が少し出てきていた。

人口減少の時代、不動産投資はますます難しくなる。
そんな環境の中でプロで苦しんでいるのに素人がにわか勉強では難しい。
エージェントを作ろうとしてもたいした資本もない人間に振り向いてくれる可能性は小さい。
スケールメリットを生かす資本もない。

そもそも大量にお金を大量に稼いでどうするのか。
何でなんだろう。自由になるため?不安から開放されるため?
まだ全然深く考えられていないんですよね。

医療のことばっかり考えていたから、
思い込んで曖昧にしていたけど、もう少し自分の人生を考えないと。。。


第1章
◆努力した人が努力しない人より良い成績を収めることは、避けがたい事実。理想の部屋に出会うためにも同様。
◆1997年くらいから不動産ファンドや投資不動産投資信託、略してリートと呼ばれる存在がやってきた数兆円のマンション資産を持つ巨大大家さんが誕生している。
◆需要と供給のバランス崩れ、中長期的には、賃貸価格は下がっていくでしょうし、もう既に下がってきている。
◆優良物件の供給が増えれば見劣りのする物件は、当然賃料を下げなくてはならない。新たに建て替えるときも、もう安普請の木造アパートではだめ
◆分譲マンションの間取りと違い、賃貸物件の間取り図では現況優先という言葉がという文字がどこかに小さく入っているはず。実際と実際に訪れてみないとわからない。
◆賃貸事情が借り手に有利である以上、理想の部屋は必ず見つかる。
◆玉石混淆の情報の中からいい部屋を選び抜く見る目を養わなければならない。

第2章
◆不動産屋には借り手にとって有益な情報を丁寧に提供してくれるところと、大家さんにとって有益なところがある
◆扱っている物件はごくわずか、小さな間口で細々と営業している不動産屋に探し求めていた部屋が眠っているかもしれない
◆営業年数が長いか短いかは、掲げてある不動産免許見て判断する。免許番号の()が免許の更新回数を表しており、5年ごとの更新を繰り返してその数が増えていく。

◆内見も契約も、こちらのペースで進める。少なくとも4,5件しか見ていない状態で契約してしまうことはリスクが高い。
◆不動産屋さん訪れる前にはっきりさせておきたいのは、エリア、間取り、設備、賃料の基本条件。
◆不動産屋さんとのお付き合いの5か条【→是非本を買って読んでみて下さい!!】

◆元付けと客付けの図式。【→是非本を買って読んでみて下さい!!】
◆不動産業者と大家さんとの1対1の関係を選任媒介と呼ぶ
◆客付業者であっても元付け業者であってもサブリースであっても、部屋の良し悪しとは関係ない。ただ、元付け業者と直接交渉したほうが注文が比較的通りやすく、交渉がしやすい傾向がある。

◆不動産屋さんの店頭には、たくさんの物件情報。古いものからなんとか捌いていきたいというのは、スーパーの食品売り場の賞味期限と同じ理屈。
◆1年を通じて部屋が最も数多く空き、情報が豊富なのは、転居シーズンの1月から3月。特にワンルームや1K、1DKの単身者向けの部屋は、この時期に集中。
◆新築物件が出前のこの時期。大家さんはこの時期の完成を目途に着工するのが一般的。
◆1から4月上旬にかけて売れ残った部屋の価格改定が行われる時期は5から8月。賃料の相場も下がってくる。また不動産屋さんが忙しくないこの時期に探すことで、じっくり時間をかけるとができる。
◆不動産屋さんは引っ越す見込みのある人を優先する傾向がある。
◆6月後に空く物件情報というのはあまり出回ってないので、部屋探し3ヶ月前~2ヶ月前から始めるのが妥当。
◆マンションとアパートを分ける明確な定義は存在しない。つまり、不動産屋さんがこれはマンション、こっちはアパートと区別している。
◆肝心なのは、チラシや間取の情報鵜呑みにしないこと。



0 件のコメント:

コメントを投稿