2017年11月26日日曜日

スタートアップ大国イスラエルの秘密 加藤 清司

まだ医療業界に足を踏み入れたばかりで、
右も左も分からなかった頃、

「国民皆保険は日本だけじゃないんだぞ。
イスラエルには2000床の病院があるんだぞ。」

と言われて、凄いびっくりした記憶がある。
正直2000床を全く想像できなかった。


さて、何でこの本を手に取ったかというと、
最近技術関係の本を追っかけていると、
いたるところにイスラエルが出てきたからだ。

イスラエル=紛争=やばい国
の超ステレオタイプがあったのだが、
超技術大国だそう。。。

カプセル内視鏡はイスラエルで出来たらしいヨ。
それも知らんかった。
https://ja.wikipedia.org/…/%E3%82%AB%E3%83%97%E3%82%BB%E3%8…

多分「今更何言ってんだ」「遅せえよ」
というお叱りを受けることは重々承知の上で、
無知をここにさらさせていただきます。

そのうえで、イスラエルにご一言ある方は、是非色々教えてくださいまし。

◆ユダヤ人の頭が良いこともちろんではあるが、それだけで良質のスタートアップが生まれているわけではなく、教育を始め、彼ら自身で整えた後発的な要素が大きいのである。
◆イスラエルの優位性があるのは通信系、セキュリティー系。イスラエルは人口が少ないので人間を大事にしており「人を失なわない」ための技術に優れている
◆建国以来幾度も戦争を経験してきたイスラエル人は、今決めないと明日どうなるのか分からないと言う緊張感の中で生きている。それが、決断の早さにも反映されている
◆ブランディングやディストリビューションなどよりも、まずは技術力を高めることに重きを置くイスラエルのスタートアップ文化は、世界のどの地域とも異なる独自のスタートアップ文化だと感じている

やっぱ技術だよね。技術。




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2017年11月21日火曜日

仕事は楽しいかね? デイル・ドーテン

amazon prime会員は、kindle無料。

タイトルのパンチがき効いていたので、
読んで(voice overで聞いて)みた。

スナック菓子を食べた気分。

端的に言うと、

・人生は何が起こるか誰にも分からない。
・チャンスを待つな。
・とにかく試して、変化し続けろ。
・アイデアを探せ。

かな。
重い腰を上げるのには役立つかもねぇ。

「新しいアイデアというのは、新しい場所におかれた古いアイデアなんだ」
「多くの人はアイデアは持っていない。でも考えは持っている」

この2つの言葉は刺さった。


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2017年11月18日土曜日

歌舞伎の愉しみ方 山川静夫

成毛さんの本で紹介されていたので読んでみた。
ビジネスマンへの歌舞伎案内 成毛 眞 11/4

筆者の山川静夫さんは元NHKキャスター。

私は残念ながら世代が少し違うので、
ご活躍されているところを拝見する機会がなかったのですが、
写真を見る限り大橋巨泉さんみたいなお姿。
一世代前のテレビ司会者!!って感じです。

中身としては、歌舞伎を色々と~物と分類して、
それぞれについて発生、見どころ、当時の風俗などを、
とても平易な言葉で解説してくれます。

なるほど!って膝を打ったのは例えばこんな解説。

◆歌舞伎では、よく役者が大きな目を向いて、いくつかの見得をしますが、テレビで言えばストップモーション(静止画像)に相当するところで、つまり、舞台が一瞬絵になるのです。江戸時代の錦絵に見立てているのです。
◆歌舞伎の女形は、女性そっくりに見せようとしているのではありません。もし、そっくりに見せようとするなら、女優でやれば済むことです。歌舞伎の女形は、男から見た理想の女性を目標にしています。

あと、生で見てみたい~と思ったのはこんな解説。
◆熊谷陣屋の前の一の谷の場面で見せる遠見で、海上表す波模様の布が張り巡らされた中に、子役が扮した馬上の熊谷直実と敦盛を配し、遥か彼方の風景として見せるのです。

絶対かわいいw
こんなこと言われたら見に行きたくなりますよね。
もちろんそんな演出考えた人も凄い。

それからこれ、
◆寿曽我対面は華やかな上に、歌舞伎役者の地位や役柄を1場面で見せる便利さがあり、座頭が工藤、立役が五郎、二枚目が十郎、立女形が大磯、若女形が化粧坂(けわいざか)、道化役が朝比奈といった具合に「役柄」の見本市のようで、正月の芝居にはもってこいです。

見てえ。
成毛さんも言っていますが、入門書にはきっと最適でしょう。





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2017年11月14日火曜日

そばもん 山本おさむ


 

流れのそば職人が、色々なところで問題のある蕎麦を見つけ、
作って解決するという、王道の展開。

しかし、蕎麦、かつ丼、天ぷらなど、

情報量が超多くて凄い勉強になる。
 
監修は、元「有楽町・更科」の四代目店主藤村 和夫氏。

蕎麦屋のしきたり 藤村和夫
http://amzn.to/2i98IMi

美味しんぼ好きな人には超おすすめ。

ちなみに、山本おさむさんは、
将棋漫画のマツケン主演で映画化された「聖(さとし)」の作者。
長崎出身。


良いマンガいっぱい書かれてます。


どんぐりの家




わが指のオーケストラ



聖-天才・羽生が恐れた男-





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2017年11月7日火曜日

いちばんわかりやすい北欧神話 杉原梨江子

amazon prime videoでやってる「ヴァイキング」を見てます。

オーディンやら
ヴァルハラやら
ルーン文字やら、
北欧神話ワードがたくさん出てくるので、
せっかくだから北欧神話の本を読んでみました。

 北欧の人や神様の名前とか、最初は全然頭に入ってこないんですが、
この本では、同じエピソードを手を替え品を替え、

何度も何度も出してくることで馴染んでくるので、確かに「いちばんわかりやすい」と思います。

北欧の神々はとても人間的で、きまぐれで、暴力的で、欲望に忠実で、、、
特にロキがやばい。
そりゃヴァイキングとか、メチャメチャに略奪する人たち出てくるよな・・・って感じです。

あと、日本のゲームや音楽(のテーマ)は、
北欧神話の影響が超でかいですねー。

バンプオブチキンとか、相対性理論とか。。。

 




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2017年11月4日土曜日

ビジネスマンへの歌舞伎案内 成毛 眞

まだ20代始めのころ、
もらったチケットで歌舞伎を見に行ったことがあった。

当時、まだご存命だった市川團十郎の歌舞伎を観たが、
最近また見に行ってみたいという熱が高まってきている。

というのも成毛さんのこの本を読んだからである。

そして、ちょうどそれから2、3日後に、
NHKの「古典芸能への招待」という番組で、
歌舞伎をやるということが分かったので録画した。

http://www4.nhk.or.jp/kotenshoutai/

第10回秀山祭という、
初代中村吉右衛門をリスペクトした舞台の特集回。

二代目中村吉右衛門、中村歌六、中村又五郎という三人がゲストだったのだが、
気品!己への厳しさ!その風格!に打たれてしまった。
(そして二代目と松本幸四郎、兄弟とはいえ似すぎ。。。笑)

「ひらがな盛衰記・逆櫓」
思った以上に話の筋が追えた。
当時の暮らしや、昔の単語など色々知ると益々楽しめそう。
こりゃあ楽しみ方の奥が深そうだわ。

生で観たい!観たい!
日常のしゃべり方が歌舞伎のようになって、
妻にうざがられる始末。。。

今は本書の中で進められていた、
山川静夫さんの「歌舞伎の愉しみ方」を読みながら、
youtubeで色々動画を見漁っております。。。





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