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2018年1月23日火曜日

世界の酒 坂口 謹一郎

坂口先生のお酒ヨーロッパ紀行@1950年...

坂口先生は以前、
日本の酒という本を読みました。
https://bunkeiiryonohondana.blogspot.jp/2017/08/blog-post_13.html

イタリア→スイス→フランス


→デンマーク→オランダ→ドイツ

→スペイン→ポルトガル→イギリス→アメリカ
 

おまけソ連・中国
という感じ。
仕事で海外行って酒飲むって羨ましすぎる。
 


さて、醸造学というのは、
生物学、細菌学、ひいては医学にとても関連が深い。

カラー図解 EURO版 バイオテクノロジーの教科書(上)
http://amzn.to/2DqwGvb

でも、ド頭は延々古代の酒造り(あとチーズ作りとか)の話から始まる。

 活字版の酒場放浪記みたいな感じで、
読んでると飲みたくなってくる。


本に書いてあったお酒で飲みたいベスト3

・シードルのどぶろく(フランス)
・シェンク・ビーア黒(ドイツ)
・ギネス(アイルランド)

諸事情により節酒中。
書くほどに、ああ飲みたい。






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2017年12月13日水曜日

人間の経済 宇沢 弘文

レビューでの評価も高いですが、宇沢先生の入門書として最適のようです。
考えのエッセンスがまとまっています。

宇沢先生の本色々読んだら真っ当になれそうな気がする。


本文より、
◆何とかしてに経済学が人間のための学問であるようにと願い、様々な努力をしてきました。
 結局、あまりものにならないようですが、その過程で私は1つ大事なことに気が付きました。それは、大切なものは決してお金に変えてはいけない、ということです。
 人間の生涯において大きな悲劇は、大切なものを権力に奪い取られてしまう、あるいは追い詰められてお金に変えなければならなくなることです。
◆教育も医療も、それぞれの職業的専門家が職業的なディシプリン(規範)に基づいて、そして社会の全ての人たちが幸福になれることを願って、職業的な営為に従事することだ

真っ当な人間になりたい。
そう言いつつ仮想通貨のチャートを眺める。
人間だもの。




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2017年12月5日火曜日

限界費用ゼロ社会 〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭 ジェレミー・リフキン

限界費用ゼロ社会 〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭 
ジェレミー・リフキン

「資本主義の稼働ロジックは、成功することによって失敗するようにできている」

資本主義
競争
限りなく限界費用がゼロに近づいていく
ものの付加価値がゼロに近づいていく
売り上げがなくなっていく
資本主義の崩壊

シェアリング・エコノミーの台頭

※超簡略化して書いてます。

読むにも体力使うすげえ本だった。
2015年の本で、シェアリングエコノミー・IoTは、
その当時は先読みな話だったんだろうけど(日本においては)、
現在それが当たり前になっている世の中の速度が怖いっすわ。




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2017年8月10日木曜日

タリバン アハメド・ラシッド その4

前回
その3

第3章
◆カブールに対するタリバンの10か月間攻勢は、タリバン側の死傷者増大で失敗し、内部の動揺が拡がっていた。長い冬の間、穏健派はカブール政権との交渉の必要性を公然と主張した。強硬派は、全土制服の戦いを続けるよう望んでいた。パシュトゥンの内部対立は拡がっていた。
◆会議参加者の相違を乗り越えるため、ムラー・オマルを取り巻くカンダハル・グループは、オマルを「アミール・ウル・モンイーン」すなわち「信仰者たちの指導者」として指名した。これは、かれを異議なき聖戦の指導者、そしてアフガニスタンの首長とするイスラム的称号だった
◆バイアトという忠誠の誓いは、預言者ムハンマドの死後、カリフ(後継者)オマルが、アラビアのムスリム社会の指導者として確認されたときと同じ手続きだった。預言者のマントを着たことで、大きな政治的成功を収め、ムラー・オマルはすべてのアフガン人だけでなく、すべてのムスリムを指導する権利を手中にしたのだった。
◆オマルにとって、この称号はどうしても必要な正統性と、他のムジャヒディン指導者たちがパシュトゥン人から得られなかった新たな神秘性をかれに与えるものだった。それは、日常的な政治から彼をさらに引き離し、外国の外交官と合わない口実を与え、タリバンの指導部の権限拡大や反対派と話し合うことなどについて、より硬直した姿勢をとることを許すものだった。

◆ラバニ大統領は、ヘクマティアル派、ハザラ人勢力を追いだし、タリバンの攻勢を撃退した軍事的成功で、いまこそ支持を拡大して、強力な政権基盤を固めるときだと思い込んだ。ラバニ派他の軍閥たちと、新政府をつくってかれらをそれに加えるという人参をぶら下げながら、話し合いを始めた
◆タリバンは、軍閥たちとは決して一緒に行動しようとはしなかった
◆モスクワは、アフガニスタンから油が注がれているタジキスタンでのネオ共産党政権とイスラム反乱勢力の四年間にわたる内戦の終結を望んでいた。インドは単にパキスタンがタリバンを支持をしているというだけの理由で、カブール政権を支持していた

◆イランはまた、マシャドの近くに、イスマイル・ハン前ヘラート州知事が率いる約5000人の部隊のための訓練基地五か所を作った。カブール政権へのイランの支援は注目すべきことだった。なぜならテヘランは、カブールで前年、シーア派のハザラ人多数がマスードの部隊に虐殺されたことへの怒りを抑えなねばならなかったからだ
◆クリントン政権は明らかにタリバン寄りだった。タリバンはワシントンの反イラン政策に沿っており、カスピ海からイランを通らずに南へ向かうどのパイプライン計画を成功させるためにも、重要な勢力だったからだ
◆96年6月、ヘクマティアルはこの15年間で初めてカブールに入り、ラバニ政権が提供した首相のポストに就任、かれの党は9つの閣僚ポストを引き受けた。同日、それへの報復として、タリバンはカブールへの大規模なロケット攻撃を行い、61人が死亡、100人以上が負傷した

◆ラバニとこれら軍閥たちの合意で、かれが提案した「全アフガン人対話」が始まった。それは重要な成功で、ラバニが同盟を固める前に行動を起こさねばならないと気づいたタリバンを、狂暴にするものであった
◆他の軍閥たちと取引を拒否するタリバンの頑固さに、パキスタンは不満を募らせていたが、タリバンが冬になる前にカブールを占領するため、新たな大攻勢への支援を要請したことに、結局、納得したようにみえた

◆タリバンは96年8月、ジャララバードに奇襲攻撃を開始した。
◆マスードは、全方向から攻撃されれば首都防衛が不可能であることを知っており、戦うことなく首都を放棄することを決断した。かれは戦って多くの血を流し、カブール市民の支持を失うことを望まなかった。タリバンの完全勝利だった。

◆ナジブラの処刑は、カブールでのタリバンの蛮行を象徴する、最初の出来事だった。それは市民たちを恐怖に陥れるための前もって計画された殺人だった
◆ナジブラの身体を傷つけ辱めたことは、いかなるイスラムの命令からも逸脱しており、公正な裁判もなく、死体を見世物にしたことにカブール市民の多くが強い反感を抱いた

◆マスードは最も輝いた軍司令官の一人で、対ソ聖戦の中から、そのカリスマ的人格が出現した。生地がカブール北方のパンシジール渓谷であることから「パンジシールの獅子」と称えられた
◆かれ自身の大きな問題はタジク人であることだった。1929年の短期間に終わった決起のとき以外、タジク人がカブールを支配したことはなく、パシュトゥン人は信用していなかった

◆10月10日、カブールを追われたラバニ大統領、マスード、ドスタムそしてハザラ人の指導者カリム・ハリリがサラン街道沿いのヒン・ジャンで会談し、タリバンに対抗するため「祖国防衛最高評議会」を結成した
◆カブール陥落とそれに続く激しい戦闘は、この地域全体に大きな不安を引き起こした。イラン、ロシア、中央アジアの四か国は、タリバンに北進しないように警告、反タリバン同盟の軍備再強化を支援すると公に宣言した。一方、パキスタンとサウジアラビアはカブールに特使を送り、どのような支援がタリバンの役に立つのかを検討させた
◆多くの人たちが不可能だと予想していた、学生運動による首都占領がまさに実現した。人的損失が巨大だったにもかかわらず、タリバンの威信はかつてなく高まった





こちらも
アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ モフセン・マフマルバフ


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2017年6月25日日曜日

タリバン アハメド・ラシッド その3

前回
その2

第2章
◆若者たちの多くは、これまでの人生をパキスタンのバルチスタンか北西辺境州にある難民キャンプで過ごし、アフガン人のムラーやパキスタンのイスラム原理主義者政党によって国境地帯に設けられた何十校ものマドラサのどこかで、イスラム教育を受け、なにがしか身につけた。
◆かれらを教育したムラーたちは、女性は誘惑的で男性をアラーへの奉仕から引き離す不必要なものだと、強調した。だから、タリバンがカンダハルに来て、女性たちが外で働くことも、学校に行くことも買い物に出ることさえも禁じて、家庭に閉じ込めた際に、マドラサの若者たちの大部分は、こうした措置を何も異常だとは思わなかった。

◆皮肉なことにタリバンは、目的達成のために規律正しく、動機が明確で、非常だという点で、イスラムと戦うために宗教的軍令を布告した十字軍とそっくりである
◆タリバンが圧倒的な勝利を始めた最初の数ヶ月に、神の兵士だけが持つ不敗神話が作り出された。

◆マザリの死は、アフガンのシーア派とその保護者のイランの眼に、タリバンを非難の対象として永遠に映すこととなった。ハザラ人はマザリの死を絶対に許さず、2年後、北部で数千人のタリバンを殺して復讐した。

◆マスードは、カブール南郊でタリバンがハザラに加わるのを許すつもりはなかった。95年3月11日、かれはタリバンへの懲罰的攻撃を開始、タリバンは市街戦で数百人が死んだうえ、市外に追い出された。これは、タリバンが敗北した初めての戦闘だった。

◆前進しながら、タリバンは大量の小火器、戦車そしてヘリコプターまで手に入れ、部隊をもっと多く配置できるようになった。彼らが支配したところでは、住民は武装解除され、道路も通行できるようになったので、すぐ食料品の価格が下がった。長く戦争に苦しんできた人々は驚喜した

◆イスマイル・ハンほど、名声が高いムジャヒディン司令官はいなかったし、ソ連との戦争で、ヘラートほど市民が犠牲になったところはなかった
◆ソ連はペルシャ語を話すヘラート市民は扱いやすく、平和的で、アフガン人のなかでは最も洗練されていると思っていた。
◆1980年、市民たちは前例のない都市蜂起に立ち上がった。市民たちがソ連軍将校とその家族たちを殺したので、イスマイル・ハンは市内のアフガン政府軍兵舎で反乱を起こし、ソ連兵とアフガン人の共産主義将校を殺し、市民たちに武器を配った。ソ連人数百人が死亡した
◆モスクワは反乱鎮圧のためソ連トルクメニスタンから戦車300両を急派して、数日間に2万人以上のヘラート市民が殺され、イスマイル・ハンは新しいゲリラ部隊とともに市外に脱出、数千人の市民がイランに流出した

◆その後の10年間、イスマイル・ハンはソ連占領軍に対する熾烈なゲリラ戦を続け、支配地域では効率的な行政を実施して住民の尊敬を集めた
◆イスマイル・ハンは、93年の時点で、その半分が女生徒の4万5千人の生徒たちを、市内の学校で学ばせていた。支配下の三州でその数は、7万5千人に達していた
◆カンダハルをタリバンが占領したときには、45の学校が閉鎖され、少女たちは自宅で勉強することも禁じられた
◆95年、タリバンの機動部隊がヘラートに突入、イスマイルの部隊はパニックとなり、かれはヘラートを放棄、司令官たちや数百人の兵士とともに、イランに脱出した

◆ヘラート陥落に怒ったカブールの新政府群衆はが、パキスタン大使館を襲撃、政府軍兵士が見ている前でパキスタン大使を傷つけた。カブールとイスラマバードの関係は最悪になり、ラバニ大統領は、パキスタンがタリバンを使ってかれの政権を打倒しようとしている、と公然に非難した
◆ヘラート陥落はラバニ政権の終わりの始まりだった

その4




こちらも
アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ モフセン・マフマルバフ


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2017年6月22日木曜日

アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ モフセン・マフマルバフ

2001年版。

その時点のものという話で読んでもらいたいが、最近はどうなんだろう。
キャッチアップするような本も読まないと。

◆統計によれば、アフガニスタンの土地で農業と生活ができるようになるまでには、おそらく今後50年間、毎日アフガニスタンの人びとは群れをなして地雷を踏まなければならない
◆激しい雨が降ると、地表を流れる水は地雷の位置を変え、数時間前まで安全だった道を再び危険にしてしまう

◆ついに私は、仏像は、誰が破壊したのでもないという結論に達した。仏像は、恥辱のために崩れ落ちたのだ。アフガニスタンの虐げられた人びとに対し世界がここまで無関心であることを恥じ、自らの偉大さなど何の足しにもならないと知って砕けたのだ

◆アフガン人は、自分の母国を離れ、他者に軽蔑と哀れみをこめてアフガン人と呼ばれない限り、自分をアフガン人だと認識することはない。
◆医者が街から来た時、まず重病患者を診察し、その後でより軽い病人を診察するということを、キャンプは認めなかった。唯一認められる秩序とは、部族の秩序だった

◆国土の75%が山岳地帯で、農業開発に適した土地はわずか7%だけ、いかなる種類の工業もないアフガニスタンは、唯一の安定した経済・自然の可能性が牧草地であるという理由で牧畜システムに依存している。この牧畜が部族主義を作り出す基盤であり、そしてこの部族主義が深い内部対立を生み出す根なのだ
◆アフガニスタンは、世界で物々交換しようにも麻薬以外のものがなく、袋小路のように行きづまり、現代世界で孤立してしまった。もしも250年前、アフガニスタンがイランから独立していなかったら、多くの石油収入の分け前を利用することで別の運命を手にしていたはずだ
◆アヘン栽培の5億ドルで、2000万人もいる一国の民が皆働けるなどという計算はできない。だからアフガニスタンの人びととアヘン密輸を結びつけるのは非現実的であり、それですべてが説明できるわけでもない

◆戦いが終わり、もう誰にも攻撃が仕掛けられないと信じられるようになれば、経済状態はゼロ以下になり、雇用の可能性が失われて、今アフガニスタンにいる全てのムジャーヒディーン(ジハードを遂行するもの、戦士)もまた、他国へ逃れるアフガン難民の群れに加わることになるだろう
◆アフガンの人びとは、どうやって暮らしているのか?イランの建設現場で日雇い労働をするか、アフガンのの党派抗争に加わるか、ターリバーンの神学校の学生になるかだ。2500以上のターリバーンの神学校が、飢えたアフガン人の孤児を引きつけている
◆国連によれば、これから数ヶ月間のうちに、100万人が死ぬのではないかと予測されている。これは戦争による大量死ではない。干魃による貧困と飢饉のゆえだ

◆世界の不法アヘンの90%が二カ国でで生産されており、その一つがアフガニスタンである。世界のヘロインの80%がアフガニスタンで生産され、世界のあらゆる種類の麻薬の50%がアフガニスタン製である
◆アフガニスタンは世界の麻薬の圧倒的な量の生産国でありながら、5億ドルほどの取るに足りない富しか得ていないが、アフガニスタン産の麻薬の取引額は800億ドルになる

◆イラン人の密輸人が買った密輸品の金を期日までに払わなかった場合、その金を払わせるために、当人かその家族の1人が誘拐される
◆密輸人は国境からテヘランまで彼らを運ぶ代償に、1人100万リアル以上を要求する。アフガン難民は99%こんな金は持っていない。そこで、13、4歳の少女ひとりふたりが密輸人によって担保となる。彼らが職を得ることができれば、幼い少女たちを担保から取り戻す。しかし、この金が準備できることは稀である

◆アフガン難民に計画的な対応をしたことがまるでないイランとは違い、パキスタンは、アフガン人たちを養い教育し、ターリバーンという傀儡政権をアフガニスタンに作り上げた
◆パキスタンがインドから独立する前、アフガニスタンはインドと国境を接しており、パシュトゥニスタンをめぐって、アフガニスタンとインドの間には深刻な対立があった
◆パキスタンがインドから一つの国として独立し、そのパシュトゥニスタンの半分は、パキスタンの半部となった。カシミールをインドから分割して併合しようと考えているパキスタンが、国土の半分をアフガニスタンに返還しようとするはずがない
◆パキスタンに育てられたターリバーンが、自分たちを創ったパキスタンに対して、もはやパシュトゥニスタンの返還を主張しないのは当たり前だ
◆ソ連崩壊とともに、パキスタンも西側世界にとっての戦略的な重要性を失った。パキスタンもまた、雇用危機に直面したのだ
◆ターリバーンは、つねにその表面的な顔である原理主義を非難される。しかし、なぜ彼らが出現したのか、その理由はほとんど取り上げられない

◆子供を大勢作らないヨーロッパ系のアメリカ移民とは反対に、アジア系、アフリカ系の移民は絶えず子供を作る。アメリカ人のアイデンティティは、ヨーロッパ的からアジア・アフリカ的に変わっていくだろう。その結果、アメリカ人の国家としてのアイデンティティをめぐって、ヨーロッパ文明とアジア・アフリカ文明の衝突が予測される
◆もしアフガニスタンに、より民主的な、また経済的により発展した隣人がいて、彼らがアフガニスタンを自国の機会と見なしていたら、アフガニスタンの状況は今よりずっと良くなっていただろう

◆仏陀の清貧と安寧の哲学は、パンを求める国民の前に恥じ入り、力つき、砕け散った。仏陀は世界に、このすべての貧困、無知、抑圧、大量死を伝えるために崩れ落ちた。しかし、だじょう怠惰な人類は、仏像が崩れたということしか耳に入らない。
◆こんな中国のことわざがある。「あなたが月を指差せば、愚か者はその指を見ている」誰も、崩れた仏像が指差していた、死に瀕している国民を見なかった
◆アフガニスタンには、ターリバーンの手によって福祉を実現するだけの経済的な底力がない。しかし、ターリバーンは国民の第一の要求である治安の実現に応えることができた唯一の政府である
◆安全が保証されず飢えた国の民は、自由や発展よりも、治安と飢えないことを求めているのだ
◆アフガニスタンには、クウェートとは違って、石油もそれによる余剰収入もない。仕事を待ち望むアメリカ軍にその費用を払うことができない

◆東洋では、自分の指導者に、現代的な学識、専門的知識、内政・国際政治についての見識などを誰も求めたりしないのだ。支配者が多少とも市井の人のようであれば、それだけで人々の指示を得るには十分なのだ
◆ターリバーンの登場とともに、女子学校は閉校となり、女性が通りに出ることさえも許されなくなって久しい。しかしもっと酷いことは、ターリバーンがやってくる以前でさえ、読み書きができる女性は20人に1人だったことだ

◆アフガニスタンの文化はターリバーン支配の結果なのか、あるいはターリバーン支配の原因だったのか
◆ターリバーンがブルカを持ってきたのか、ブルカがターリバーンを呼んだのか。政治の影響で文化が変わるのか、文化が政治を変えるのか

◆ほとんどの場合、暴力の方法に対する非難であって、暴力そのものに対する非難ではない。今日の世界は、世界が不公正であることの結果として100万人のアフガン人が餓死しても、内戦とソ連との戦いで10%のアフガン人が殺されても、それを暴力とは呼ばない。
◆近代的な西側諸国でアフガン人の暴力性として批判されているのは、暴力の形式であって、その本質ではない




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2017年5月12日金曜日

FDA、NSCLCのためのFrontline Pembrolizumab Comboを承認

google翻訳による変なタイトルで失礼。笑

どんどん来ますね。
キイトルーダと他2剤併用、PD-L1抗体の発現に関わらず、
ファーストラインで使えるということかな?

FDAは、PD-L1発現にかかわらず、転移性または進行性の非小細胞性非小細胞肺癌(NSCLC)患者のための最前線治療として、ペメトレキセドとカルボプラチンとの組み合わせでの使用のためのpembrolizumab(Keytruda)への加速承認を与えた。
http://www.onclive.com/web-exclusives/fda-approves-frontline-pembrolizumab-combo-for-nsclc

こちらのブログで詳しく解説されてます。

CanBas
http://www.canbas.co.jp/2017/05/11/%e3%82%ad%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%80%ef%bc%8b%e5%8c%96%e5%ad%a6%e7%99%82%e6%b3%95%e5%89%a42%e5%89%a4%e4%bd%b5%e7%94%a8%e3%81%8cfda%e3%81%ab%e6%89%bf%e8%aa%8d%e3%81%95%e3%82%8c/




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2017年4月10日月曜日

トランプ政権の国連人口基金への資金ストップについて、各紙の記事を総合したよ。

先日、ブログでも上げたトランプ政権の国連人口基金への資金ストップ。
http://bunkeiiryonohondana.blogspot.jp/2017/04/blog-post_5.html

各社の記事からポイントを抽出しました。
ブッシュ政権の時にもUNFPAへの資金拠出は停止されていたんですね。
ここ報じてるの一社だけ。リンクから各社の記事見てみて下さい。


◆米国は2015年、UNFPAに7500万ドルの資金を拠出し、第4位の資金拠出国となっている
◆トランプ大統領はことし1月の就任直後、強制的な人工妊娠中絶に関連する団体などへの資金援助をやめる大統領令にも署名
◆今回の決定には国内の保守層にアピールする狙いがあると見られる。

◆トランプ大統領は、これまで、中絶反対の立場を鮮明にしていたほか、2018会計年度の予算編成でも、開発援助などの予算を3割削減する方針を打ち出していた。
◆トランプ政権が国連機関への資金拠出停止を決めたのは初めて

◆停止の理由はUNFPA(国連人口基金)と中国政府の連携。「中国の家族計画には依然、強制的な中絶や不妊が含まれている」と批判。
◆これに対しUNFPAは声明で、「誤った主張」としている

◆2017会計年度は3250万ドル(約36億円)の拠出を停止する。停止分の資金は家族計画を支援する別の団体に回す。
◆米国はブッシュ(子)政権の時にも、資金が中国での中絶に使われているとして、UNFPAへの資金拠出を停止している
◆国連への最大の資金拠出国である米国が今後、一層の削減を進めるのではないかとの懸念が強まりそう。


◆国連人口基金事務局長 ババトゥンデ・オショティメインからのメッセージ
 国連人口基金HP
http://www.unfpa.or.jp/news/ed.php?eid=00084

◆ババトゥンデ オショティメイン
Babatunde Osotimehin
 国籍 ナイジェリア
専門 医師
肩書 国連人口基金(UNFPA)事務局長 ナイジェリア保健相
経歴 ナイジェリアのエイズ対策を統合する国家エイズ活動委員会委員長、保健相などを歴任し、長年エイズ対策に尽力。市民団体、宗教団体とも連携し、国民のエイズに対する意識改革が評価される。2011年1月国連人口基金(UNFPA)事務局長に就任。


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2017年4月5日水曜日

アメリカの国連人口基金への拠出停止 についてニュースをまとめてみた

トランプ政権の次なる一手が出ましたね。
読んだらまた要点をまとめたいと思います。

(追記)
下の記事からまとめたよ
http://bunkeiiryonohondana.blogspot.jp/2017/04/blog-post_8.html


国連人口基金への拠出停止=中国での「強制中絶」関与-米  時事通信
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017040400617&g=int

 米国 国連人口基金への拠出停止へ 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20170404/k00/00e/030/244000c

トランプ政権初 国連機関への拠出停止 FNN
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00354399.html

米政権の国連人口基金への拠出停止に懸念の声 MBS
http://www.mbs.jp/news/national/20170405/00000026.shtml

 米、国連人口基金への資金拠出停止へ 「強制的中絶」を問題視 AFP
 http://www.afpbb.com/articles/-/3123914

 米国、国連人口基金への資金拠出を停止=国務省 ロイター
http://jp.reuters.com/article/usa-un-populattionfund-idJPKBN1760D9

トランプ政権 国連人口基金への拠出取りやめ NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170404/k10010936631000.html

 米、国連人口基金への拠出停止  日経
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM04H4C_U7A400C1FF2000/



 ◆国連人口基金事務局長 ババトゥンデ・オショティメインからのメッセージ
 国連人口基金HP
http://www.unfpa.or.jp/news/ed.php?eid=00084

◆ババトゥンデ オショティメイン
Babatunde Osotimehin
 国籍 ナイジェリア
専門 医師
肩書 国連人口基金(UNFPA)事務局長 ナイジェリア保健相
経歴 ナイジェリアのエイズ対策を統合する国家エイズ活動委員会委員長、保健相などを歴任し、長年エイズ対策に尽力。市民団体、宗教団体とも連携し、国民のエイズに対する意識改革が評価される。2011年1月国連人口基金(UNFPA)事務局長に就任。


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2016年9月20日火曜日

記事「医師は患者の健康に影響を与える社会的な要因も診るべきだ マーモット世界医師会長語る」

医師は患者の健康に影響を与える社会的な要因も診るべきだ マーモット世界医師会長語る
http://www.asahi.com/articles/SDI201609167566.html

先日書き起こしを掲載したマイケルマーモット先生のインタビュー記事です。
スライドとかも出ているので、是非ご覧ください。

書き起こしは↓↓↓

その1

その2

その3

その4質疑応答


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2016年9月16日金曜日

世界医師会長マイケル・マーモット日本講演書き起こし その4 質疑応答

前回
その3


○質問1
 ありがとうございました。素晴らしい講演でした。
 強調されてらっしゃったのは女性の教育、それこそがまさに強力なDVの予防要因であると、DVを減らすためには鍵であるとおっしゃっていました。その配偶者に対する教育はどうなのでしょうか。相関関係はあるのでしょうか。強いような気がしているのですが。
 また、夫婦間の教育格差には影響があるのでしょうか。

◆答
 教育によってDVを減らせると申し上げました。女性の教育のグラフを提示させていただいたのですが、今のご質問は、女性の教育なのか、そのパートナーの教育なのかというご質問です。
 この両者には相関関係があるのではないかというご質問ですが、私にはその答えは分かりません。先程アクションの話をしていたときには、少なくとも少年少女、「男女」の教育が必要と申し上げました。
 さて、2つ目の質問での両者の格差についてはエビデンスがあります。教育レベルの高い女性は、それよりも教育レベルの低い男性と結婚するとDVに曝される確率が高くなります。男女差において、女性のレベルが高い場合にはそのようなエビデンスがありますが、その逆は存在しません。


○質問2
 非常に印象に残ったプレゼンテーションありがとうございました。日本の高齢化社会の現状というのは、これは平等であって、つまり様々な意味で日本社会においては格差が小さかったことが言えるかなと思いますけども、高齢化社会の未来、例えば日本のような高齢化社会の未来についてはどうお考えでしょうか。
 
 例えば、医療制度という意味では非常に日本は進んでおります。また公衆衛生も進んでいます。しかし、高齢化社会というのは非常に大きな負担になりうると思っています。これは日本の国民全体に対してです。どのように高齢化社会をマネジメントしていけばいいとお考えですか。

◆答
 これは非常に重要なご質問です。様々な課題に関連性があると思います。私はこの件についてもモノを書いておりますけども、考え方を変える必要があると思います。
  イギリスのデータがありましたけども、70歳以上の人口の多くが、自分たちを高齢者と思っていないことが明らかになっています。例えば、高齢化社会のグループのメンバーの女性1人がおっしゃっていたのですが、それは確かに良いと思います。
  しかし、高齢イコール悪いことではないのではないかとおっしゃっていたのです。70歳以上の人たちが自分たちを高齢者と思っていないのは良いということだけれども、未だに「高齢」というのが悪い意味で言われてしまっている。そうではない、高齢とは良いことである。高齢者というのはより賢く、またより他者を思える気持ちが強い、そして高齢者というのは教育者であり、そして祖父母であり、芸術家であるということで、高齢者というもののとらえ方を変える必要があるのではないかということを言われたわけです。高齢者というものは良いものであるということです。

 現在のモデルでは、人生で、就業するとか、あるいは子どもを持つとか、退職するとか、谷が決まっていて、それが全部終わってしまったら役に立たないという考え方ですけども、そうではないと思います。今日、高齢化で機能障害という話をしましたけども、場合によってはより早く始まる場合もあるわけです。そして、子ども時代の経済的なストレスが重要だということも申し上げました。しかし、誤解をしないでいただきたいのは、高齢・・・(聞き取れませんでした)・・
 例えばモリヤ、90歳の方ですけども、バスがもっと歩道に近いところに止まってくれればバスに乗り易いのにと、そしてバスの値段を半分にしてもらえば劇場の鑑賞に行けるのにとかいうことが色々あります。実践的に全くコストをかけずに、社会が高齢者にできることがたくさんあるのです。そういうことをやれば、高齢者がより社会に対応できるようになります。もちろん高齢化してからの障害を増やすためには出生時から対策をしなくてはいけないわけですけども、それだけではない、既に高齢化してしまった方でもできることはたくさんあるということです。
 日本について考えてみたいと思います。人口の30%が60歳以上とか25%が65歳以上ということだと思いますけども、高齢化のスピードというものは、インドの方が実は日本よりも早いのです。北半球というのはまず豊かになってから高齢化しましたけども、南半球というのは高齢化してから豊かになって行きます。これはグローバルな課題だと思いますけども、世界的に見て高齢化は起きているので対策をしなければならない。しかし、問題ではなくチャンスととられるべきであるというのが私の見解でございます。

fine.
お読みいただきありがとうございました。






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