2017年9月26日火曜日

走査電子顕微鏡について調べていたら日本電子株式会社さんのHPが超分かりやすかった

今日、走査電子顕微鏡について調べていたのですが、

日本電子株式会社(JEOL)さんの、

会社HPの説明が超分かりやすかったのでシェア。

https://www.jeol.co.jp/science/sem.html
 
ついでに透過電子顕微鏡との違いもよくわかった!

使っているものの仕組みって以外と把握していないよね。

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2017年9月23日土曜日

未来に先回りする思考法 佐藤 航陽

この本ヤバい。以上。

◆インターネットというテクノロジーが与える影響は、すでに社会の表層から核心へと浸透しつつあり、ついにその作り手である人間そのものにまで及びつつある。
◆今進行しているのは、携帯やコンピューターの再定義ではありません。「人間の再定義」です。



そしたらこれ。
ヤバいだろ新時代。
https://www.gizmodo.jp/2017/09/tgs-2017-sony.html

まずAIに職を奪われる。もしくはサイボーグ化していく(トランスヒューマニズム)。

サイボーグ化を拒否し、しかも自分で稼ぎ出す力がない人間は、ベーシック・インカムという名のもと、何かと引き換えに企業に養われる。

意識は辛い現実から、理想のVR空間へさようなら。

肉体は不要になるし、効率も悪いのでさようなら。

ひぃぃ。
私にはテクノロジーの発展は、
そんな未来が見えてしまった。

この本マジで端々に、そういうこと匂わせてきてる。
「人間の再定義です」

都市伝説みたいな内容ではなく、
現実のテクノロジーの発展と未来の方向性を示してるんだけど、
そんな未来が見えてしまう。手塚先生~~!泣

やりすぎコージーの関さんとか好きな人はおすすめ。
イケハヤ氏推奨。

kindle版安くなった。

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2017年9月22日金曜日

これからの世界をつくる仲間たちへ 落合陽一

AI時代の啓蒙書。

数あるふせんの中から、身をちぎるような思いで5つ+αだけ抜いた。


AIっちゅうのは、最適解を見つけるのが得意。
AIと人とのいいところを組み合わせて、隣人として共存していくことが必要。ただし、その人の能力によって、AIを使う側か、AIと人のインターフェースになるか分かれる(筆者はどっちが上とかはないと言っている)。

ということで、結局尖った専門性を持たないと、AIの下請け化していくよ。しかも、その専門性がどのように社会に必要かしっかりロジック組まないとだめよという話。

最近切に理工系でなかった自分を恨んでいるんですが、いや、今からでも全然遅くねえよなと思って、理系の本ばかり読んでます。

◆リベラルアーツ=教育課程は、ジェネラリストのホワイトカラーを育てるには有用な教育でした。しかしこれからは独自の専門性を持つスペシャリストの時代です。その専門性は、コンピュータの側にある。だから、メカニカルアーツを使う能力を身に付けた上で、リベラルアーツを持っている人間にだけ大きな価値があるのです

こんなこと言われたらねえ。真に受けるんですよ。こちらも。しかも、勉強と研究は違うっつって。そうだよね。わかる。わかるよ、読書はどうせ勉強ですよ。
うお、まだまだ。これからじゃ。

◆コンピューターという大きなものの文化的性質を知らずに生きていく事は、貧困の側に回り、それが再生産されていく温床になりかねない
◆色々な知識を広く浅く持っているだけで、専門性も独自性も何もない。これでは、ただの「歩く事例集」です。
◆魔術の裏側には必ず魔術師や魔法使いがいる。それこそが、暗黙知を持つクリエイティブ・クラスなのです。暗黙知を持つクリエイティブ・クラスにとって人工知能環境は、自らの欠点や他人で代替可能なタスクを行ってくれる大人の頭脳であり、身体です。彼らには人工知能は自らの存在を脅かす敵ではなく、自分のことをよく知っている親友となるはずです
◆自分が「何を研究すべきか」「何の専門家として生きていくのか」をわかっている人間は、それだけで有利なポジションに立つことができます
◆宗教は人類の生み出した最初のバーチャル・リアリティー(VR)だったのかもしれません。そして今は、目に映るすべてが「貧者のVR」として振る舞うようなプラットフォーム化の世界です。口承伝達が人に極楽をイメージさせたように、段ボール製のヘッドマウントディスプレーとスマホは、人の幸福の定義を変え、世界のあちこちに貧者のVRを生み出しているのかもしれません


落合さんの本はこちらも読みました。


多分動画見たほうが、手っ取り早くヤバさが分かる。

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2017年9月17日日曜日

服従 ミシェル・ウェルベック

アメトークでオードリー若林(失礼!汗)ピース又吉が紹介していた本。


2020年のフランス。
ファシスト政党とイスラム政党の決選投票を迫られた国民、
着実な戦略的手法をとってきたイスラム政権は政権奪取。

大学教授の主人公。
国立大学ではイスラム教徒以外は教鞭をとれなくなる。

不自由なく年金をもらいながら余生は送れるが、
改宗すれば高い地位、何人も若い妻を取ることができる。
折から改宗を進められる主人公は、どうするのか。

徐々に変化していく主人公の周辺、
どこからどこまでがファクトか分からないほどリアルな政治的動向。

その一方でダラダラした主人公の心的描写や口の悪さ、どうでも良いような性描写。
これらが振り子のように繰り出されることで、物凄いリアリティーを生み出している。
注の振り方など細部もこだわってあり、それを本文で匂わすなどオシャレな構成。

個人的に好きだったのは、
付き合っていた学生の女の子が家に来たのでスシの出前を取ったが、
気まずい感じになって彼女が帰った後にすごい量のスシが届くというシーン。
そういう緩急がたまんない。

全体のキーワードは、
・ヨーロッパの内的崩壊
・インテリの弱さ
・体制への迎合
・イスラムによるローマ帝国の再興
佐藤優の解説参照。

◆西洋諸国は、対立するギャングが権力を分け合うに過ぎないこの選挙システムを非常に誇りにしていて、時には、その熱狂を共有しない国にそれを押し付けるために戦争を起こしたりもする
◆既存の社会制度の中で生き、それを享受してきた人間にとって、そのシステムに期待するものが何もなかった者たちが、格別怖れもせずにその破壊を試みる可能性を想像することはおそらく不可能なのだ

◆現在、フランス軍は33万人を雇っています。毎年の雇用人数は約2万人です。つまりほぼ15年間でフランス軍スタッフの全体が総入れ替えということになります。若い活動家が大量に軍隊に志願するならば、彼らは比較的短期間で、軍を思想的にコントロールできるようになるでしょう。
◆彼らは、通常の政治的に重要な点にはほとんど関心がなく、特に、経済をすべての中心に置くことはありません。彼らにとって不可欠な課題は人口と教育です。出生率を高め、自分たちの価値を時代に高らかに伝える者たちが勝つのです。

◆朝、おそらく彼女はブラッシングをして、、自分の職業のステイタスに適うよう細部まで気を遣いながら服を選び、彼女の場合はセクシーよりもエレガンス中心だえろうが、とは言ってもその配分は複雑で、子供を保育園に送る前にかなりの時間をかけ、そうして一日は、メールや電話、様々なアポで過ぎていき、午後九時に疲れ切って家に帰る(ブリュノが子供を保育園に迎えに行き、ご飯を食べさせる。公務員だからだ)、すべてのエネルギーを使い果たし、トレーナーとジョギングパンツに着替え、このようにして彼女は自分の旦那様、ご主人様の前に出てくるのだ。彼は必然的に、どこかで騙されたような気がしていたに違いないし、彼女自身もどこかでやられたような感覚を持っていただろう、そういうことは年月が解決する問題ではないし、子供は育ち、職業上の責任は自動的に増加する、肉体が衰えつつあることを考慮することもなく。

◆すぐに現れた効果は失業率で、そのカーブは急速な右肩下がりになっていた。それは間違いなく、女性が労働市場から大量に脱落したことが原因だった
◆工業地域では、物々しい救済活動が行われたにもかかわらずいくつもの工場が次々と閉鎖されていった。その反対に農業と職人仕事は窮地を巧妙に切り抜けて、市場の一部を占めてさえいたのだ

◆無神論の人間中心主義の根本には傲慢、途方もない慢心があります
◆人間の文明の頂点にあったこのヨーロッパは、この何十年間で完全に自殺してしまった
◆人間の絶対的な幸福が服従にあるということは、それ以前にこれだけの力を持って表明されたことがなかった






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2017年9月13日水曜日

読了した手塚治虫漫画の備忘録 2

前まで
その1


その2です。

ファウスト


前半は手塚流に解釈したファウスト。
後半はファウストをさらに咀嚼し、日本を舞台にした「百物語」。
(kindle版は後半が違う作品だそうなので注意!!)



前の罪と罰と同様に、原作を読んでないままに読んでしまった。
でもやっぱりゲーテ!!と構えて読むより、とっつきやすく、ストーリを純粋に楽しめる感じだと思う。

最後の長谷川つとむ氏の解説が、とても的確かつ作品の位置付けがよく分かるので、買った場合は絶対読んだほうがいい。

どちらかというと後半の百物語のほうが好きかな。
最後がとても切ない。

「あなた男でしょう。ひとつくらいののぞみ、あなた自身で解決できないの?」

「はたらいても国につくしても、よろこんだりとくするのは殿様だけだ」
「あなたはせいぜいくらいがあがるだけね」

ファウストって拳っていう意味らしいよ。
どおりでblood thirsty butchersのジャケットが拳だったわけだ。


ブッダ


ブッダの生まれる前から死ぬまでのお話。
いくつもの場所、長いスパンを描いたまさに大河ドラマ。

ブッダは1発で悟ったわけではなく、
悩んで悩んで、悟った!と思っても悩んで、
最後。。。

よくこんなの書けるよなあ。

生まれながらに持ち合わせた「身分」に左右される人の運命が悲しい。
人権とかマジで無いからな。

手塚さん独特の「茶化し」が、
すこぶる重いテーマを軽やかに進めていくのがいい。

仏教を勉強しようとか、そういう観点で読む本では無いと思う。



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2017年9月12日火曜日

医と人間 井村 裕夫 他

2015年2月時点での医学の最前線ということで、
先制医療、iPS細胞、ロボット治療、トランスレーション医学、分子標的薬、医療情報システム・・・
などの概論的な話を権威の方々が説明するというもの。


敬称略
山中伸弥、間瀬博行、小泉英明、井村裕夫、会田薫子、
日野原重明、山海嘉之、 川島実、大嶋健三郎

技術に関する流れは本当に速い。
嫌になるくらい速い。


この当時から比べて、
HALも保険適用された。
ソバルディ・ハーボニーが保険適用された
オプジーボ・キイトルーダが保険適用された。
光トポグラフィーも保険適用された。
診療情報提供料に画像診断加算、電子的診療情報評価料もできた。
遠隔診療とかも・・・


iPS細胞については、本書では課題として「培養の手間」が挙げられてますが、
先日パナソニックが培養の自動化装置を出したのは記憶に新しいですね。
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00440502

まだまだ制度的に未発達なのは先制医療か。
技術開発が速いほど制度が追いついてない感。


エッジ効かせる一方で、
制度に組み込めないのには、それなりに理由があるので、
包み込むような技術開発がされればいいなあと思う。


緩和ケアに僧侶を参加させたり、
胃瘻と死生学など、そういう部分にも触れていて、
胃瘻の利点についても説明がされていて良いと思った。


最新知識ではないけど、
最新知識を仕入れる前のステップとしてはいい一冊だと思う。


亡き日野原重明先生もチーム医療で一筆。
「看護師はレベルの高い診療ができるのです。ただ医師がさせないだけ。医師がさせないのは、自分の位置を保持するためですよ、見かけ上のね。」
とバッサリ。


その裏づけとして看護の教育体系の再考についても述べられてます。

 



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2017年9月8日金曜日

超AI時代の生存戦略 落合陽一

魔法使いというキャラクター設定のために、内容もぶっ飛んでそうだが、AIが持つ「意味」、AIと共存する世界はどうなるかを、とても現実的に、冷静に分析をしている。


計算・分析や合理的なことはコンピューターの方が得意なのはおそらく事実。

それだからこそ人間が遊びなどそれぞれの方向性を持って不合理を担い、うまく融合していく社会になっていく。

ある意味で多様な生活が許容されていくことになる。

グローバル社会の中で自分らしさを設定するのはとても難しい。そのためにそれぞれがコミュニティを設定して、その狭いコミュニティの中で自分らしさを設定しかないと、ドンドンしんどくなっていく。

それぞれが信仰(宗教的な意味ではなく信念に近い意味)をしっかりと持ち、ニッチな世界でとがっていくことを目指すべきだ。

他にも色々とAI時代のライフハック(というと安っぽく聞こえるが)が書いてある。

「人はコミュニケーションのスキームでは非合理なことを実は望んでいるからであろう。
 そうすると、飲み会やランチ会は、情報伝達においては非合理的だが、結局、人間がやらないといけないことは、きわめて飲み会に近い」
この見方は「おおっ」って、思った。



こちらも読みました。
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2017年9月6日水曜日

WealthNaviのおつり積立サービス「マメタス」を始めたくて一連をレポートしてみる その17〜WealthNavi本体へのマメタス対応キター〜

前回
WealthNaviのおつり積立サービス「マメタス」を始めたくて一連をレポートしてみる その16〜配当来ないと思ってたら〜


おつりで資産運用アプリ「マメタス」 提供対象の拡大について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000014586.html


キタ───(´∀`)───!!


このブログでWealthNaviのレポートを始めて4ヶ月。。。

WealthNaviに登録して、
実はSBI証券経由でないとマメタスが使えない事が判明して、
本社に行ってアンケートにも書いて、

そしてついにマメタスがWealthNavi本体に対応しました!!!
よっ!!対応が早い!!

ということで早速スマホから登録。

まずはマネーツリーという家計簿アプリに登録を求められる。
https://moneytree.jp/

ちょこっと調べたところ、
家計簿アプリは、「マネーフォワード」「マネーツリー」「Zaim」が3強とのこと
うむ、安心じゃ。

マメタスの仕組みというのは、
支払設定額を登録して、クレジットカードで精算したとき差額をプール。
月に1回その合計額を引き落としてWealthNaviで運用するという仕組み。

貯蓄が苦手な人でも、無意識に貯蓄をしてしまうというもの。
貯蓄性向の高い私からしたら本来不要なのですが、
貯蓄が目的化しているために、こういうシステムを使って見たいのです。苦笑

ということで、支払額を設定。
100円のおつり
500円のおつり
1,000円のおつり

という3つの選択肢があって、
それぞれの場合の、月合計おつり額が予想試算される。

もともとはマメタスで積み立てようと思っていたのだけど、
リリースを待っている間に、WealthNavi本体で、
月2万円の積み立てを始めてしまったので、
プラスアルファという位置づけで500円のおつりを選択。
9,000円くらい溜まる予想。

そして使用するクレジットカードを登録。



















こんな感じで、おつりが溜まっていく。
100+っていうのはワンタイム積立といって、
100円が積立額にプラスされる(取り消せました)。

マネーツリーで家計簿管理もやってみたんだが、
肝心のWealthNaviが登録できないwww

ということで、このシリーズのタイトルの目的は果たせた!
へっへっへ、またご報告いたしやす。

ーーーーーーーーー

ちなみに現在の最近の状況はこちら。
朝鮮関係で円高に触れたため、こんな感じ。
ドル建てではプラス。














そして昨日、遅まきながら仮想通貨への投資を開始しました。
これはもう本当に試験的なんだけど、乗り遅れた感が凄い。
やはり、どんどん飛びついていかないとダメっすね。


つづく


WealthNavi本社の玄関に置いてあった本。
WealthNaviも載っているようです。



合言葉は、投資は自己責任で!



投資最低金額が、全て30万円に統一されたようです!


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2017年9月2日土曜日

AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である 成毛眞

この本はAIは何かというAI論ではありません。

AIのようなテクノロジーが発達すると、
従来の仕事はどんどんコンピュータに代替される。

その時、AIを使う側になるか、AIに使われる側になるか。

それを分けるのはテクノロジーに追いついているかどうか。
そのためにはSTEAMを習得し、最新のテクノロジーを理解できるリテラシーが必須であるという話です。

では、STEAMって何か分かりますか?
分からなければ読んでみましょう。

本文より、
◆VRを当たり前のものとしてとらえられると、VRありきでいろいろなこと(新たな可能性やビジネスの種)を想像できるようになるからだ
◆「VRなんて子供だましだ」などという意識を拭えないと、VRとの共存が当たり前になる今後の世の中を想像できない
◆本人だけの問題ではない。その人の子供の世代で、大きな"経験値格差"が生まれるという負の連鎖にもつながりかねない

この文章を見たので、早速その日のうちにVR体験を予約。
秋葉原で、親友と奥さんと3人でVR体験をしてきました。

定食屋を切り盛りしたり、ゾンビから逃げたり。
タダで!店員さんが色々説明しながら体験させてくれました。
パソコン工房 秋葉原イイヤマストア
https://www.pc-koubou.jp/pc/level_infinity_hub.php




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