AI時代の啓蒙書。
数あるふせんの中から、身をちぎるような思いで5つ+αだけ抜いた。
AIっちゅうのは、最適解を見つけるのが得意。
AIと人とのいいところを組み合わせて、隣人として共存していくことが必要。ただし、その人の能力によって、AIを使う側か、AIと人のインターフェースになるか分かれる(筆者はどっちが上とかはないと言っている)。
AIと人とのいいところを組み合わせて、隣人として共存していくことが必要。ただし、その人の能力によって、AIを使う側か、AIと人のインターフェースになるか分かれる(筆者はどっちが上とかはないと言っている)。
ということで、結局尖った専門性を持たないと、AIの下請け化していくよ。しかも、その専門性がどのように社会に必要かしっかりロジック組まないとだめよという話。
最近切に理工系でなかった自分を恨んでいるんですが、いや、今からでも全然遅くねえよなと思って、理系の本ばかり読んでます。
◆リベラルアーツ=教育課程は、ジェネラリストのホワイトカラーを育てるには有用な教育でした。しかしこれからは独自の専門性を持つスペシャリストの時代です。その専門性は、コンピュータの側にある。だから、メカニカルアーツを使う能力を身に付けた上で、リベラルアーツを持っている人間にだけ大きな価値があるのです
こんなこと言われたらねえ。真に受けるんですよ。こちらも。しかも、勉強と研究は違うっつって。そうだよね。わかる。わかるよ、読書はどうせ勉強ですよ。
うお、まだまだ。これからじゃ。
◆コンピューターという大きなものの文化的性質を知らずに生きていく事は、貧困の側に回り、それが再生産されていく温床になりかねない
◆色々な知識を広く浅く持っているだけで、専門性も独自性も何もない。これでは、ただの「歩く事例集」です。
◆魔術の裏側には必ず魔術師や魔法使いがいる。それこそが、暗黙知を持つクリエイティブ・クラスなのです。暗黙知を持つクリエイティブ・クラスにとって人工知能環境は、自らの欠点や他人で代替可能なタスクを行ってくれる大人の頭脳であり、身体です。彼らには人工知能は自らの存在を脅かす敵ではなく、自分のことをよく知っている親友となるはずです
◆自分が「何を研究すべきか」「何の専門家として生きていくのか」をわかっている人間は、それだけで有利なポジションに立つことができます
◆宗教は人類の生み出した最初のバーチャル・リアリティー(VR)だったのかもしれません。そして今は、目に映るすべてが「貧者のVR」として振る舞うようなプラットフォーム化の世界です。口承伝達が人に極楽をイメージさせたように、段ボール製のヘッドマウントディスプレーとスマホは、人の幸福の定義を変え、世界のあちこちに貧者のVRを生み出しているのかもしれません
◆色々な知識を広く浅く持っているだけで、専門性も独自性も何もない。これでは、ただの「歩く事例集」です。
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