2018年2月24日土曜日

葉山 嘉樹 セメント樽の中の手紙

5分あれば読める短編プロレタリア文学。
内容が凄惨すぎて吐き気がする。

蟹工船の小林多喜二は葉山から影響を受けたのだとか。


(これは短編集)

http://amzn.to/2CDCiku
(こっちは表題作がkindleで無料)

http://www.aozora.gr.jp/cards/000031/files/228_21664.html
(青空文庫)



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2018年2月23日金曜日

モチベーション革命 尾原和徳

kindle unlimitedで聴了。
尾原さんはモーニングクロスで時々お見かけします。

キュレーションとしては上等。

乾けない世代という理解は、自分も当てはまる部分があるし、
これから年下の方と働く時には重要な考え方だと思う。


情熱に溢れていない、ガツガツしてない人の方が多いわけですからね。

情報内容的には非常に入口の部分に留まっている感があるので、
(読者ターゲット層がそうだからしかたない部分はあると思うけど)

素晴らしいキャリアから出てくるもっと深層な哲学や、
超絶マニアックな実務の話もお聞きしてみたいですね。





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2018年2月17日土曜日

ナニワ金融道 ゼニのカラクリがわかるマルクス経済学 青木雄二

kindle unlimitedで聴了。
面白い。
マルクス面白い。
家族への思い。制度への怒り。

最後の方で、男女雇用均等の欠陥についても語っています。
それもまた、なるほど俯瞰するというこういう見方もできるのかという感じで面白い。

制度はブルジョアが作っている。
現実に目を向けましょう。

ーーー
マルクス主義を毛嫌いする人の先入観には、共産主義には自由がない、とか、国家の権力ばかりが巨大化して危険だ、というイメージがあるやろう。けれども、マルクスがいったことは、それとはまったく逆のことやった。

どんな善人でも、聖人君子でも、ゼニがなければ生きていけないのや。これは、昔からそうだったわけではない。農作物を生産する農耕社会では、ゼニがなくても、食うには困らなかった。せいぜい塩と醤油くらいを物々交換で手に入れれば、米がなくても麦やイモを食って生きのびられた。そんな社会では、ゼニ以外に大切にされているものもたくさんあった。ところが、工業化=資本主義が進むにつれて、そういった大切なものがどんどん破壊され、ゼニだけに価値が集中してきたのや。

本当は、こういう仕組みになっている。「あんたの取りぶんは、一日八時間働くうちの一時間三○分ぶんだけや。それだけで一万円の利益が上がる。残りの六時間三○分が生み出す利益は、会社が全部もらうで」こういうことなんやで。生活に必要な「必要労働」以外の時間は、労働者本人のための労働ではない。マルクスは、この労働を「剰余労働」と名づけた。「剰余」というと、たくさん労働して、それなりに見返りがあるような気がするが、これが労働者の錯覚なのや。資本家が残さず搾り取っていくものや。

「資本」というものが生まれることで、土地を持たないのに利益を上げる階級が現れた。それがブルジョア階級=ブルジョアジーというもんや。それまでの領主は、貴族階級=アリストクラシーやったから、ブルジョアジーはそれより下の階級だ。

じつに面白いことが書かれている。怠惰な労働者は、よけい時間がかかるぶん、能力が高い労働者の労働より価値が高くなってしまうだろうか、という一節や。

資本家に搾取され、さらに家主と小売り商人に有り金をさらわれている労働者が、そんな金融の利子も返せなくなって破滅するという収奪の仕組みは、一九世紀から現在に至るまで変わっていないのや。

ところが、高度経済成長の時期に、意図的に操作されたマスコミなどの情報で、「食うに困っていなければ中流」という幻想が垂れ流された。

マルクスの唯物論は、「物質的生活」、つまりその人がどんな仕事を、どういうふうにして生きているか、ということが人間のものの考え方や社会的なあり方を決めている、というものや。自分がなにを信じていようと、なにを期待していようと、その人が労働者で、資本家から賃金を受け取っていれば、そういう人間として存在するという。

マルクスの思想が持つ最大の魅力は、「強きをくじき、弱きを救う」という正義性だと思う。
マルクスは、『資本論』の中でも、子どもの過剰な労働について、怒りをあらわにしている。
最低の生活の中で、強く結ばれた家族の絆、これを破壊する資本主義、三人の子どもを奪った資本主義に対するマルクスの怒りというものは、こうした家族・子どもたちとの生活に裏づけられていたのやろうな。

資本家は、もちろん資本を集めて、製品開発して、工場を建設して、設備投資して、人材募集して……といろいろ投資してるわ。それなら、投資した元手を稼いだら、あとは剰余価値のぶんも労働者にくれるのか、というとそうはしない。せいぜい、スズメの涙の昇給やぺラペラのボーナスでごまかす程度だ。



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2018年2月15日木曜日

ナニワ金融道 スーパー不況を乗り切るゼニの実学 青木雄二

私がナニワ金融道を一番初めに選んだのは、大学3年生の時に消費者センターでインターンシップをした時である。

当時は多重債務者が全国的に問題になっていた時期で、消費者センターの図書室には専門書と並んでナニワ金融道が置いてあった。

多重債務の相談もインターンシップ中に何件も寄せられていたので、
ブックオフで全巻を揃えたものだ。

Kindle unlimitedでこの本があったので、懐かしさ半分でダウンロードして聞いてみた。
社会で通用するようなことがいっぱい書いてある。

姪っ子が中2ぐらいになったら、全巻を送りつけよう。

---
◆要するに、ゼニを持っている人間が偉く、権力を持っている人間が偉い、いうのが資本主義社会なんや。そればかりやない。憲法にしろ道徳にしろ、支配者に都合のいいように作られていることを、なかなかみんな気づかない。
◆最近はわけのわからない殺人や暴行事件を起こす若者が増加しているやろ。社会で起こるこうしたさまざまなできごとを、どうしたら防止できるかを考えるには、これ以上論ずることができないというところまで、論議を尽くしていくことが絶対に必要になる。そうした問題の根本原因は表面的なことにはないからや。そうして考えていくと、どういう結論にいたるか。最後には、解決の方向として資本主義でいいのか、共産主義がいいのか、どちらかを選ぶようなところにまでたどりついてしまうのやないかと思う。
◆悪いヤツらほど、犯罪だと意識しながらも甘い汁が忘れられず、常にいかに人をダマしてゼニを巻き上げるか、腕に磨きをかけているんや。"悪人"のほうは、そうして学習と研鑽を積んでいるのに、"善人"のほうはちっとも用心せん。努力もせずに一攫千金を夢見たり、自分の虚栄心を満たそうとしたりするばかりで、本当のノウハウや必要知識を勉強したり、「もうダマされへんで」と学習したりすることはまったくせんのや。
◆もともと何かを克服したいと思うているヤツほど、ダマされやすい。そういうヤツは、必ず何か強いコンプレックスを持っていて、悩みを持っている。そこに、「あなたの悩みをすぐに解決しましょう」という人間が出てくると、すぐそれに飛びついてしまう。
◆もう一つ、社会のシステムで恐ろしいのは、保証人という制度や。これに関連してワシは「ワシの漫画がヒットしたのは、自民党のご都合主義教育のせいや」と、あちこちで発言してきた。実際、文部科学省の学校教育には問題がある。それは、なぜ学校教育では『保証人になったらアカンと教えないのかということや。保証人になるほど恐ろしいことはないのに、何も教えておらんのや。
◆はなっから焦げ付くことがわかっているのに、なんで気安くゼニ貸すんかというと、ゼニ貸した相手から返済してもらおうなんて思うておらんからや。ゼニ借りたときに立てた保証人から、根こそぎ取り立てればええというのが、商工ローンのホンマの狙いなんや。





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2018年2月10日土曜日

飛蚊症で目がしんどいので、kindle unlimited の無料体験を始めてみた。

飛蚊症の関係で、本を読むのがしんどくなったので、
情報をインプットするために、
kindleをiPhoneのvoiceover機能で聞いています。

そこで、kindle unlimitedというkindle本の読み放題サービスの、
30日無料体験登録をしてみました。



率直な感想。
まだ本のラインナップが全然充実していない。

どこの誰か分からない人が自費出版したような本が多すぎる。。。
これで月980円はどうなんだろうな。

ただ、いい点としては古典が非常に充実していること。
哲学書とか、シェイクスピアとか、そういう青空文庫的なものは非常に充実しています。
ただ、普通に買っても99円とかだから、あまり意味がないかも。

それだったら、普通に読みたいkindle本を買った方がいいかもしれない。
とりあえず無料体験はして見る価値アリ。
30日間でおそらく。。。

kindle unlimitedの無料体験で読んだ本。
1週間時点。
これだけ読めりゃまあ無料体験の価値はありますね。

次はamazon audibule(本の音声朗読サービス)の無料体験じゃ!




↑このシリーズは色々古典を読めます。

更に読んだら追加します。


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2018年2月8日木曜日

目の見えない人はどういう仕事をしているのか?

目の見えない人はどういう仕事をしているのか?

健康な人間は考えたことないだろう。
特に目の見える人は。
想像もしたことがないだろう。

私もそうであった。

しかし、体を病むと、
人間最悪の事態を考えるものである。
-経緯-
https://bunkeiiryonohondana.blogspot.jp/2018/02/blog-post_8.html

語弊が無いよう言っておくが、
目の見えないことを最悪と言っているのではなく、
疾病の行きつく先が失明という意味で最悪という言葉を使っている。

年をとってからの白内障や緑内障、加齢黄斑変性などによる失明も問題は問題なのだが、
私は現役世代なので、先天的に目の見えない方、後天的に失明された方を特に考えたい。

町ではよく赤白の杖を持っている方を見かける。
普段は大変そうだなとか思いつつすれ違うだけなのだが、目を病んで気になった。

彼らはどういったことを生業としているのか。

はっきり言って、そういう話を聞いたことがない。
自らが興味を持っていなかったこともあるし、
メディア等でも全然取り上げられないからだ。

ぱっと思いつくのは按摩さん。座頭市。
自分でも、物凄く偏見だと思う。
皆さんオフィスな格好しているが、何をされているのか全然知らない。

古いデータだが、日本眼科医会が2009年に色々な試算を出している。
http://www.gankaikai.or.jp/press/20091115_socialcost.pdf

世界規模ではこんなデータもあるよう。
原典不確認の孫引きです。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170908-OYTET50011/

ちょっと近々の調査テーマとして、
盲目の方がどんな仕事をされているのかを、
自らのセーフティーネットとして調べておこうと思う。

若者のスマホ依存で、目に疾患を抱える人は増加していくと私は思っている。
そういう人が最初に調べる時に手助けになれるものが作れれば幸いだ。

一方で、

情熱大陸で落合陽一さんが研究していた、
網膜投影型のグラスというものが今度発売されるよう。
https://thinkit.co.jp/article/12983

iPS細胞での網膜細胞の再生医療も、
他人の細胞ではまだ失敗もあるようですが日進月歩しているよう。
⇒これは本人の細胞
http://www.huffingtonpost.jp/2015/10/02/ips-cell-transplant_n_8231122.html
⇒これは拒絶反応が少ない型を持っている他人の細胞
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018011600788&g=soc

技術の進歩も追いかけながら、
目に無理をさせない環境作りを自ら行っていくことも重要ですね。



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飛蚊症と仕事のあり方について

最近、飛蚊症が気になって仕方が無い。

小さい頃から飛蚊症はあったのだが、
量が増えたせいかとても気になってきたのだ。

医療機関に行ったところ、
後部硝子体剥離ということで飛蚊症が出ているとのこと。
丁寧に機械でも目視でも検査してもらって、
網膜までは今のところ異常はないということ。

しかし、
私の職業柄、読むという作業が非常に多い。
この読む作業が物凄くストレスになるという致命傷的な状況な訳である。

しかも、
このまま眼に大層な負担をかける仕事を続けていたら、
必ず症状は悪化の傾向を続けていくだろう。

ということで、最近転職なども視野に入れて(当然まずは部署異動だが)、
仕事の在り方というものを考えている。

自らの仕事のあり方を考えるきかっけを得たという意味では、ある意味チャンスではあるかな。
(相当ポジティブに考えれば)

さて、
改めて私の今の部署での仕事はデスクワークであるが、
作業として以下のように因数分解できる。

①見る(資料)
②聞く(人の話、講演)
③考える(企画)
④書く(文書、パワポ)
⑤話す(プレゼン)
⑥体を動かす(資料発送、コピー)

これらのおおよその割合として、
①が6割
②・③・④の合計で3割
⑤が1割
⑥は限りなく0に近いブルー。

といった感じである。

次に思いつく限り作業の要素となりうるものをブレストしてみた。
これは記事を書くに当たって一人でやった暫定版なので、
読者の方は是非友達とやってみてください。

⇒聞く、話す、会う、考える、体を動かす、作業する、食べる、飲む、笑う、寝る、座る、走る、歩く、覚える、意見を言う

もっとあるはず。家族や友達と飲みながらやろう。
きっと私の世界は狭い。

こういった作業のうち、
どれが自分のストレスになるのか。
どれが自分の「快」になるのか。

それを組み合わせたらどういう仕事になるのか、
そういう仕事は既存のものとしてあるのか。
既存としてなければ作れるのか。
作ったらお金になるのか。
(家族が居て健康なら、食っていける範囲なら十分ですよもう)

などなど、ちょっと自分の仕事について、
もう少し考える時間を作ろうと思った。

そして今の仕事へ向かう。

追記
あと、目の事が色々心配になって検索するわけですが、

こういう記事書いて脅して、
サプリのアフィリエイトとかぶち込んで来るブロガー。
天誅が下れ、とだけ一言添えておきます。

同じ症状で悩んでる方、是非一緒に悩みましょう。


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2018年2月3日土曜日

仕事について夢を見たので書き殴ってみる。

こういう夢を見た。
夢なのだが、大事なことなので記録しておく。

ある日、会社の経営陣から面接が企画された。
全ての社員に対して、「経歴表をポスターにまとめて来るように」指示があり、
それを元に自身の経歴を伝える必要があるようだ。

その作成に少なくとも1日以上はかかるとみられた。
私は数日前から作成に取り掛かり、
面接の前夜、会社で仕上げを行っていた。。

次の瞬間、である。

ある同僚が、彼が運んでいたコーヒーを、
私のポスターにぶちまけた。

一瞬空気が止まった。

謝る同僚。
しかし、どうしようもない。
紙のポスターはコーヒー色に染まり、
見るに堪えないものになってしまった。
(PCで作れよ、という突っ込みは夢なのでご容赦を)

人事課長に状況を説明しなくてはいけない。

しかしこの人事課長、非常に評判がよろしくない。
役員の腰巾着とあだ名されていて、
実質的な仕事はほとんど部下に丸投げされているとのもっぱらの噂だ。
「仕事ができる人なのか?」というのは、近年稀な愚問だろう。

私は人事課長に状況を説明した。
人事課長はさも私が気の毒だという表情でこう言った。
「まあ、それは仕方がないのではないかな」

そう言って、明日説明しておくとの約束をしてくれた。
役員室には、まだその役員は残っているようだったので、
「今日確認してくれれば助かるのですが」と言おうと思ったが、
お願い事なので、その言葉は飲み込んだ。

次の日。

時間が1人1人に割り振られており、
私の時間が近づいてきた。

結局、私はポスターを作成でなかったので、
手元に配布する要点をまとめたレジュメだけ用意した。
流石にポスターには見劣りするが。

5分前に役員室前に行き、
ポスターの件は人事課長から話が行っているだろうから、と思い、
レジュメを見ながら発表内容を繰り返しブツブツとつぶやいていた。

「次の方。」
と声が掛かった。

「失礼します。」
部屋に入る。

「人事課長から聞いてらっしゃると思いますが・・・」
私は開口一番ポスターの件を説明した。

すると返ってきたのは想定外の言葉だった。
「いや、聞いていないよ。君はポスターを作ってきていないのかね。」

「は、はい。先ほどご説明しましたように、昨日社内で汚されてしまいまして。」

「それは言い訳にならない。私は社員のポスターを見たくてこの面接を企画した。君は要求されたものに応えることができないのか。」
(この役員の謎の変態性は夢なのでご容赦)

「いや、しかし昨日人事課長からも許可を・・・」

「分かりました。もう結構です。
その考え方では所詮あなたには幹部は務まらないでしょう。
安売り店の店長でもやっていればいい。」
(謎の罵倒。安売り店の店長さん尊敬してます。)

その一言だけ言われ、もう取り合ってはくれませんでしたとさ。

ーーー

このようなことは日常にたくさんあるという人がいます。

しかし、こういう出来事は起こる人には年中起こり。
一方で、こんなこと起こりえないんじゃないかという感覚の人もいると思います。

結果としてその感覚は、その人の仕事上の取り組み方に由来していて、
官僚的な、組織的な仕事(作業のほうが正確かも)ができる・できない」の差になっていると思います。

クリエティブ系の仕事をしている人でも、裏方な事務作業が必要な時に、こういうところで躓いている人が多いと思います。

あと残念なのは、こういう失敗が多い人は、とかく人のせいにしがちです。
不安要素を根拠のない期待や自信でそのままにしておき、
最終的には自分に返ってきて、それを人のせいにします。

私は社会人1年目に徹底的にこういう案件で叩き直してもらいました(=たくさん叱られました)。
さあ、私はどうするべきだったのでしょうか。

会社は日々続きます。
強制的に改善のチャンスがあるというのは恵まれています。
なんか久々に教訓的な夢だったので、2月も引き締めていかなくてはいけないと思った次第でした。


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