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2017年8月22日火曜日

HDAC(ヒストンデアセチラーゼ)を因数分解して掘り下げた

HDAC:ヒストンデアセチラーゼ。ヒストンの脱アセチル化を行う酵素。
     遺伝子の転写制御において重要な役割

ヒストン:真核生物のクロマチンを構成する主要なたんぱく質

クロマチン:真核細胞内に存在するDNAとたんぱく質の複合体

アセチル化:有機化合物中にアセチル基が導入されること
脱アセチル化:有機化合物中からアセチル基が除かれる反応
         ⇒遺伝子の発現・転写が非活発化

アセチル基:アシル基の一種、酢酸からヒドロキシ基を取り除いたものにあたる1価の官能基

アシル基:オキソ酸からヒドロキシル基を取り除いた官能基

官能基:化合物に特定の科学的な性質を与える基

基:原子の集合体

価:原子が何個の他の原資と結合するかを表す数


結論:
HDACとは、真核生物の真核細胞内に存在するDNAとたんぱく質の複合体
を構成する主要なたんぱく質の有機化合物中から、酢酸からヒドロキシ基を取り除いたものにあたる、原子が何個の他の原資と結合するかを表す数が「1つ」の化合物に、特定の科学的な性質を与える原子の集合体が除かれる反応をさせる酵素。

いやあ、分かりやすいですね。

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2017年3月26日日曜日

FISH法について調べたので

◆FISH法
微生物学分野では,特定属種の細菌を検出するにあたり,菌体内のrRNAを標的とした蛍光in situ ハイブリダイゼーション(Fluorescence in situ hybridization: FISH)法が普及しつつある

細菌の rRNA は,界,科,属,種等のレベルで共通な塩基配列をその中に含んでおり,分類・同定にはその塩基配列がよく利用される.

 またrRNAは細胞内含量が高いため,FISHの標的として一般的に用いられている.

本方法は細菌のrRNAの塩基配列に特異的な蛍光標識オリゴヌクレオチドプローブを細胞内でハイブリダイズさせ,その蛍光を蛍光顕微鏡下で検出・計数する ものである.

蛍光色素で標識したプローブとハイブリダイズした細菌は,励起光を照射すると色素由来の蛍光を発する.

◆ハイブリダイゼーション(Hybridization)
原義としては生物の交雑あるいは雑種形成のこと。

しかし現代では、核酸(DNAまたはRNA)の分子が相補的に複合体を形成することをハイブリダイゼーションといい、分子交雑(ぶんしこうざつ)ともいう。

特に、遺伝子の検出・同定・定量や、相同性の定量のために、人工的にこれを行う実験方法を指すことが多い(通称「ハイブリ」)。



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2017年3月23日木曜日

先進医療関係について調べてみた

◆先進医療
有効性及び安全性を確保する観点から、医療技術ごとに一定の施設基準を設定し、施設基準に該当する保険医療機関は届出により保険診療との併用ができることとしたもの
将来的な保険導入のための評価を行うものとして、未だ保険診療の対象に至らない先進的な医療技術等と保険診療との併用を認めたものであり、実施している保険医療機関から定期的に報告を求める

◆先進医療にかかる費用⇒全額自己負担(企業が負担するケースあり)
総医療費が100万円、うち先進医療に係る費用が20万円だったケース
先進医療に係る費用20万円は、全額を患者が負担します。
通常の治療と共通する部分(診察、検査、投薬、入院料 *)は、保険として給付される部分になります。

◆評価療養と選定療養
評価療養
・先進医療
・医薬品、医療機器、再生医療等製品の治験に係る診療
・医薬品医療機器法承認後で保険収載前の医薬品、医療機器、再生医療等製品の使用
・薬価基準収載医薬品の適応外使用
(用法・用量・効能・効果の一部変更の承認申請がなされたもの)
・保険適用医療機器、再生医療等製品の適応外使用
(使用目的・効能・効果等の一部変更の承認申請がなされたもの)
選定療養
・特別の療養環境(差額ベッド)
・歯科の金合金等
・金属床総義歯
・予約診療
・時間外診療
・大病院の初診
・小児う蝕の指導管理
・大病院の再診
・180日以上の入院
・制限回数を超える医療行為

◆先進医療AとB
○先進医療 A
1 未承認等の医薬品若しくは医療機器の使用又は医薬品若しくは医療機器の適応
外使用を伴わない医療技術(4に掲げるものを除く)
2 以下のような医療技術であって、当該検査薬等の使用による人体への影響が極
めて小さいもの
(1)未承認等の体外診断薬の使用又は体外診断薬の適応外使用を伴う医療技術
(2)未承認等の検査薬の使用又は検査薬の適応外使用を伴う医療技術

○先進医療 B
3 未承認等の医薬品若しくは医療機器の使用又は医薬品若しくは医療機器の適応
外使用を伴う医療技術(2に掲げるものを除く。)
4 未承認等の医薬品若しくは医療機器の使用又は医薬品若しくは医療機器の適応
外使用を伴わない医療技術であって、当該医療技術の安全性、有効性等に鑑み、
その実施に係り、実施環境、技術の効果等について特に重点的な観察・評価を要
するものと判断されるもの。


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ムンテラという言葉の意味が分からなかったので調べてみた

ムンテラという言葉が不意に出てきて、
意味がハッキリわからなかったので、
ちょっとググって調べてみた。

◆看護用語辞典 ナースpedia
https://www.kango-roo.com/word/3459
ムンテラ(むんてら)とは、病状説明のことである。ドイツ語のMund「口(くち)」+Therapie「治療」を組み合わせたもの。

◆通信用語の基礎知識
http://www.wdic.org/w/SCI/%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%A9
似たものに、英語でインフォームド・コンセントと呼ばれる治療方法があるが、こちらは日本語で「説明と同意」と訳されているように、患者に理解してもらい、(診療に)同意を求める、という点で、いわゆる説明のみを示すムンテラとはニュアンスが異なる。

◆ムンテラとインフォームド・コンセント 奥道 恒夫
http://www.hiroshima.med.or.jp/ishi/kinmui/docs/2258k.pdf
私が医学生の頃は、臨床倫理に関する講義を受けた記憶がありません。また、医師免許を取得後、少なくとも昭和の時代においては臨床倫理の問題で悩まされたことはありませんでした。
その背景に、「医師と患者の間に深い信頼関係があった」というのではなく、ムンテラ(MundTherapie)と称して「私の治療法に従いなさい」という風潮があり、治療法の決定権は医師にあるのが一般的でありました。そこには、倫理の問題もクレームもましてや医療訴訟とは全く無関係な時代でした。

◆ムンテラとインフォームドコンセントの違いについて 酒井 穣
http://kaigolab.com/column/8713
医師が「ムンテラ」を行うときは、頭の中には、患者を説得する落としどころがあるわけです。病気に関して、必要最小限のことを、相手の知力に合わせてわかりやすく説明し、患者には、医師の考える治療法が最善であると言えるロジックを伝えます。
医師としては、訴訟リスクが高そうだと見ると「インフォームドコンセント」に動き、それ以外は「ムンテラ」で対応するといったところが現実になってきます。医師も、この状態が良いとは思っていないと思いますが、このあたりの対応で精一杯でしょう。「インフォームドコンセント」に時間がかかりすぎて、患者の治療という本来の仕事がおろそかになってしまうのは本末転倒です。

◆レファレンス協同データベース
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000013017
一般にムンテラは医師が患者に対し疾患の診断、治療などに関して説明、説得することであるが、反面その場を取り繕うという意味もあった。しかし現在では概念を拡大し、良好な医師患者関係を作るための手段と考えるようになった。すなわち、治療者の疾患に関する説明などにおいて簡易精神療法の受容、支持、保証のどれに該当するかを治療者自身が常に意識して患者と会話することは、従来いわれているムンテラをさらに積極的肯定的に把えようとするものである。『看護学大辞典』


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2016年10月31日月曜日

ラヒホイタヤ

先般、リハビリテーション・ケア合同研究大会 茨城 2016に参加した際に、
筒井孝子 兵庫県立大学大学院経営研究科 教授
のお話を聞いたのですが、その中で初めてラヒホイタヤという言葉をちゃんと認識しました。

ラヒホイタヤ wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%92%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%A4

簡単に言うと、フィンランドの医療福祉の共通基礎資格のことなのですが、
↓のような資格を全て1つの資格に統合するというものです(wikiより)。

  • 保健医療分野
    • 准看護師 (フィンランドにおける旧 perushoitaja)
    • 児童保育士 (フィンランドにおける旧 lastenhoitaja)
    • 歯科助手 (フィンランドにおける旧 hammashoitaja)
    • ペディケア士 (フィンランドにおける旧 jalkojenhoitaja)
    • リハビリ助手 (フィンランドにおける旧 kuntohoitaja)
    • 精神障害看護助手 (フィンランドにおける旧 mielenterveyshoitaja)
    • 救急救命士・ 救急運転手 (フィンランドにおける旧 lääkintävahtimestari‐sairaankuljettaja)
  • 社会サービス分野
    • 知的障害福祉士 (フィンランドにおける旧 kehitysvammaistenhoitaja)
    • 家政婦 (フィンランドにおける旧 kodinhoitaja。毎日新聞では「ホームヘルパー」表記)
    • 日中保育士 (フィンランドにおける旧 päivähoitaja)
 
これが2015年に日本で導入されるかされないかで議論になっていたのだとか。
全然知らなかったぁぁ。情報感度低いなぁ。。
多分見たことある気がするけどスルーしてた。
 
このクロスライセンスどころか、
資格の枠を取っ払うというこの制度は、
人口減少の中でいずれ重要度が増してくると思います。
 
色々できるようにしないと人が足りないからです。
統合される資格の人からすればアイデンティティを失う(新たなアイデンティティを与えられますが)ことになるので当然反対が出て来るでしょう。
いかにこの資格に組み込まれないようにする、という訳分からないバトルが始まることが容易に予想できます(多分もう始まっているのでしょうが)。
 
ラヒホイタヤ、ラヒホイタヤ、10回唱えて午後も頑張りましょう。
 
 
いくつか論文を。
 
地域包括ケアシステムに必要とされる人材の考え方 ―フィンランドの社会・保健医療ケア共通基礎資格ラヒホイタヤを手がかりに― 森川美絵 国立保健医療科学院医療・福祉サービス研究部
 
ラヒホイタヤの創設経緯等の日本への示唆 小野 太一
 
 
こちら筒井先生のパワポ。
介護人材における実践キャリアアップ制度構築 のための基本的な考え方 国立保健医療科学院 福祉サービス部 福祉マネジメント室長 筒井孝子

2015年9月29日火曜日

9/29のメモ


新しいbot作り始めました。
よろー。

療養担当規則bot
https://twitter.com/ryoutanbot


今日のメモです。

○ドラッグ・リポジショニング
どらっぐりぽじしょにんぐ
drug repositioning

 特定の疾患に有効な治療薬から、別の疾患に有効な新たな薬効をみつけだすこと。
 欧米では製薬会社や国が組織的に開発を進めている。略称DR。
 ドラッグ・リプロファイリングDrug Reprofilingともよばれる。

 これまでの事例では、副作用として明記されていたものから偶然に新たな作用が認められることがほとんどである。

 その例としてよく知られているのが勃起(ぼっき)不全(ED:Erectile Dysfunction)治療薬のバイアグラで、当初は冠動脈拡張作用をもつ狭心症治療薬として開発されたが、男性性器の勃起を促す作用のあることが確認され、新たに勃起抑制酵素の抑制と陰茎動脈の拡張作用をもつED治療薬として製品化された。

 また、サリドマイドは睡眠薬として開発され、妊婦のつわり予防を目的に鎮静剤として消化薬に配合されたが、あざらし肢症などの先天性障害児が生まれる結果となり発売中止となった。
 しかしその後、ハンセン病に併発する皮膚炎や疼痛(とうつう)に薬効が認められたため、アメリカで販売が許可され、日本でも多発性骨髄腫(こつずいしゅ)の治療薬として再認可されている。

 近年では血管拡張作用のある高血圧治療薬として開発されたミノキシジル、および前立腺肥大症の治療薬として開発されたプロペシア(フィナステリド)に発毛作用が確認され、それぞれ育毛剤として再開発された。
 
 新薬の開発では、治験において副作用が認められ安全性が確保できなかったり、薬効として明確な体内動態を証明できないことも多い。しかし既存薬はヒトの体内動態も明らかで安全性も確認されており、作用をあらためて調べ直し、ほかの疾患治療薬として実用化できれば開発コストの削減にもつながる。その意味でエコファーマともよばれる。

 アメリカではDRへの取り組みは盛んで、自社開発薬の再利用を積極的に行う製薬会社や、実用化されなかった薬を公開し国が新薬開発を後押しする試みも始まっている。関連学会も設立され毎年国際会議も開かれており、認可される新薬のおよそ半数はDRによるものといわれる。日本でも日本薬学会などでの研究発表において、DR関連の演題が多く見られるようになっている。ただし、DRにより開発された薬の副作用にはふたたび注意をはらう必要がある。

2015年9月14日月曜日

9/14のメモ

やっと雨が止んで、東京は少し暑くなりましたね。
この一週間で乾燥機付きの洗濯機が欲しくなったわ。

あと、この記事めっちゃおもろい。
リアルな「官僚たちの夏」みたいな。

財務省“最強世代”の研究 (取材・文 岸 宣仁さん)
http://mmtdayon.blog.fc2.com/blog-entry-760.html

http://mmtdayon.blog.fc2.com/blog-entry-761.html



ということで今日のメモ。

○局所陰圧療法、減圧閉鎖創傷療法、減圧被覆法
・慢性、難治性の創傷の治療に用いられる技術
・1度や2度の熱傷に対しても延用される。
・患部環境を被覆し管理された負圧を掛けることによって、慢性の局所創傷の治療を促進させる医療技術
・持続的に負圧をかけることによって肉芽が創床から引き出され、患部の血行と組織の形成を促進し、創傷の治癒を促進するとされている
・被覆材を使用して患部を密閉し、吸引ポンプに接続する

○カニューレ
・生体の心臓,血管,気管,または切り口,傷口など管状の部分に挿入する,やや太めの管
・体液の吸引や薬液の注入などに用いる

○心尖部
・心臓の左、前、下の尖った部分

○心底部、心基部
・心臓の右、後、上の部分

○ザガーロカプセル(デュスタリド)
・5α還元酵素阻害薬 Ⅰ、Ⅱ(フィナステリドはⅡ型のみ)
・同一のアボルブカプセル(前立腺肥大の薬)は既収載
・男性用脱毛は保険外

○平成28年度診療報酬改定スケジュール
・10月11月の医療保険部会と医療部会で改定の基本方針・骨子案
・同時並行で経済財政諮問会議で検討
・10月末から11月に医療経済実態調査の報告
・12月上旬に薬価・材料調査の報告
・12月上旬から中旬に予算編成基本方針の閣議決定
・12月下旬診療報酬改定率の決定


○有床診療所一般病棟初期加算
・急性期の一般病床
(7:1・10:1は一・特・専)
(13:1は一・専、15:1一 A205救急医療管理加算届出)
・老健
・特養
・軽費
・有料
・自宅

有床診療所に転院・入院した場合
・100点/日で7日限度

○救急・在宅等支援療養病床初期加算
同じ病床から有床診療所の療養病床に転院・入院
・150点/日で14日限度

2015年9月2日水曜日

9/2メモ

久々に晴れましたね。

夕焼けが綺麗だー。

デスク用に足置きを買ってみた。最近腰が痛くて。。。

届くのが楽しみダナー。



〇ザイディス(Zydis)

・「口腔内崩壊錠(OD錠)」の一種。
・フリーズドライと似たような製法で、お薬の液体を凍らせてから乾燥させる。
・水に触れるとすばやく溶ける。
・水が無くても飲めることのがメリット
・口腔内崩壊錠(OD錠)とほぼ同じだと思って頂いて良い
・一般的な口腔内崩壊錠(OD錠)の中でも、ザイディス錠はより素早く溶ける部類に入る

出典
せせらぎメンタルクリニック|精神科・心療内科
http://seseragi-mentalclinic.com/olzod/


2015年9月1日火曜日

9/1

9月ですね。
晴れねえかなあ。

ヨルタモリ終わっちゃうらしいですよ。
残念。
好きだったのになあ、李澤教授。。。
http://matome.naver.jp/odai/2143157014186620401


今日のメモです。

〇播種性血管内凝固症候群:DIC (disseminated intravascular coagulation, DIC)
・本来出血箇所のみで生じるべき血液凝固反応が、全身の血管内で無秩序に起こる症候群。
・早期診断と早期治療が求められる重篤な状態で、治療が遅れれば死に至ることも少なくない。
・汎発性血管内凝固症候群(はんぱつせい- )とも言う。
・こうした全身で無秩序に起こる血液凝固が血小板を消耗することにより出血箇所での血液凝固が阻害されることを、消費性凝固障害(しょうひせい ぎょうこ しょうがい、英: consumption coagulopathy)と言う。

・DPCでアップコーディングされやすい

〇KPI:key performance indicators
社会保障分野の成果目標

〇事項要求:
各省庁が概算要求を行う際に、個別政策の予算要求額を明示せず、項目だけ記載すること。政策が細部まで決定されておらず、予算額が不明な場合などに用いられる。

〇保険医及び保険薬剤師が使用することができる医薬品の対象薬剤の追加について
・使用医薬品には、薬価基準には収載されず、費用が診療報酬上の点数に含まれてる医薬品も保険診療下で使用が認められている。

2015年8月14日金曜日

8/14のメモ

サメ、流行ってるんですか。


今日のメモです。

プロテアソーム (proteasome)
・タンパク質の分解を行う巨大な酵素複合体
・真核生物の細胞において細胞質および核内のいずれにも分布
・ユビキチンにより標識されたタンパク質をプロテアソームで分解する系はユビキチン-プロテアソームシステムと呼ばれ、細胞周期制御、免疫応答、シグナル伝達といった細胞中の様々な働きに関わる機構である
・この「ユビキチンを介したタンパク質分解の発見」の功績によりアーロン・チカノーバー、アブラム・ハーシュコ、アーウィン・ローズの3人が2004年ノーベル化学賞を受賞した
・26Sプロテアソームを阻害するボルテゾミブが、血液癌の一種である多発性骨髄腫に有効であることが報告され、抗癌剤として臨床応用されている

ボルテゾミブ
・ボルテゾミブのホウ素原子が26Sプロテアソームに高親和性かつ特異的に結合する。通常、この酵素はユビキチン化された蛋白質を分解することで各種蛋白質の機能発現を制御し、同時に異常な配列な蛋白質や立体構造が変則な蛋白質を排除している。
・前臨床並びに臨床試験の結果、プロテアソームは骨髄腫細胞の不死化に関与しており、固形癌の培養細胞及び異種移植片での実験結果も同様であった。
・様々な要素が関与していると思われるが、プロテアソームを阻害することでアポトーシス促進性因子の分解を阻止し、腫瘍性細胞のプログラム死を誘導していると思われる。
・近年、ボルテゾミブはプロテアソームにより産生される細胞内ペプチドの量を急速かつ劇的に変化させる事が明らかとなった。
・細胞内ペプチドの一部は生物学的活性を持つ為、ボルテゾミブに拠るペプチド量の変化が主作用及び/又は副作用に関わっている可能性が有る。

〇OS
・患者の全生存率(期間)

〇PSF 
・無増悪生存期間

PFSとOSとの違いは何か
・PFSとは、患者をいずれかの群に無作為に割り付けた時点から、その患者の癌が再び増大するか、患者が癌によって死亡するまでの期間を測定する
・OSは無作為割り付けの時点から理由を問わず死亡するまでの期間を測定する。

・癌の臨床試験におけるエンドポイントとしてPFSを用いたことに対する論議の核心は、癌の治療によって患者の生存を長らえることができない場合、病気の進行を遅らせることに意義があるかどうかという問題である。別の言い方をすれば、余命の長さとQOLのどちらが大事か、である。

・FDAは、OSが最も信頼性の高い癌のエンドポイントであるとしている。それは試験的薬剤や療法のベネフィットを直接測定するための世界的に是認された方法で、しかも、明確で、測定が容易である。
・しかしながら、臨床試験でOSを改善すると示すのは至難の業である。完了までに何年もかかり、数百人の患者を対象とした試験が必要となることも多い。

参考URL
http://blog.goo.ne.jp/cancerit_tips/e/1fba8db2e347f13e42b1ad109835a0b5

〇SVR:sustained virological response
ウイルス学的著効,持続的なウイルス陰性化

〇抗原提示細胞:antigen presenting cell; APC
・血球のひとつで、体内に侵入してきた細菌や、ウイルス感染細胞などの断片を抗原として自己の細胞表面上に提示し、T細胞を活性化する細胞。
・細胞表面上に主要組織適合抗原分子(MHC分子)を持ち、これに抗原を載せて提示を行う。
・T細胞はMHC分子上に提示された抗原を認識して活性化し、引き続いて免疫反応をおこす。
・主に皮膚、脾臓、リンパ節、胸腺に存在する。

2015年8月13日木曜日

8/13のメモ

お盆ですね。
会社が静か。

では、本日のメモ。


〇医学用語
アンプタ:四肢の切断手術

〇地域医療介護総合確保基金(医療分)
(1) 病床の機能分化・連携に関する事業   174億円
(2) 在宅医療の推進に関する事業       206億円
(3) 医療従事者の確保・養成に関する事業  524億円  

計904億円

2015年8月12日水曜日

8/12のメモ

長崎土産にカステラをもらいました。

個人的にはカステラといえば福砂屋というイメージがあります。

多分パッケージを見たことある方も多いはず。


文明堂さんは東京の会社ですし、やっぱり福砂屋推しです。

底のザラメが美味いんですよね。


さて、今日のメモ。

TASC:transatlantic inter-society consensus
・2000年に欧米諸国の14学会が中心となりTASCが発行された。
・末梢動脈疾患(PAD)の定義を欧米で一本化したガイドライン。
・専門家向けのため、プライマリケア医には理解がしにくかった。
・更なる改訂がなされ、2007年にアジア諸国を含めた16学会によってTASCⅡが発行された。
(第7回臨床血圧脈波研究会 重松宏先生の講演より)


2015年8月11日火曜日

8/11のメモ

投資の神様ジム・ロジャースがこんな記事を書いています。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44481

この中でも気になったのが、日本が量的緩和により将来インフレになるということ。

私も同意見で、特に電気などのインフラについては、

ほとんど原発が止まっている以上石油を使わざるをえず
(川内原発が再稼動しましたが)、

めちゃめちゃ高騰して生活を圧迫すると思うわけです。



ということで、環境うんぬんはさておき、

生活を守るために自家で使うための太陽光発電の導入を考えています。

それでこの記事を見つける。

http://thaio.net/kiso/chsanchisho.html

このサイトはいいですね。

大事なのは蓄電池の方らしい。。。



ただ、そもそも太陽光を導入するとすれば実家なのですが、

そんなに日当たりいいわけじゃないし、

太陽エネルギーを取れるとは思えんなぁ。



クマザキエイム 【SOLPA】 ソーラー発電システム ブラック SL-12H

こういうのもあるみたいだけど。うーん。

全然賄えないし、高けえ。。。


さて、今日のメモ。

〇治験方法
・非盲検試験:オープントライアル。被験者がどの治療群に割り付けられているか医療者、被験者が分かっている。バイアスのおそれ。薬への反応に差が出る可能性。
・二重盲検試験(DBT):ダブルブラインドテスト。被験者も医師も薬の中身を知らない。
・単盲試験(SBT):シングルブラインドテスト。被験者だけ割付群が分からない。

2015年8月10日月曜日

8/10のメモ

今日からこれ読み始めました。



筆者の岩澤和子さんは、厚労省医政局看護課長。

ずっと看護の適正配置、労働効率の向上を研究来れられた方で、
こういう方が行政の然るべきポジションに登用されるているのは心強いですよね。
序文からも深い知識、洞察、先人たちへの熱い思いが伝わってきます。


8/10のメモです。

〇略語
MM:多発性骨髄腫
PSF:奏効持続期間

〇調べても分からない
・TOMORROW試験の定義
・INPULSIS試験の定義
→誰か分かる方、コメント等で教えて下さい。。。

2015年8月7日金曜日

8/7のメモ

今日はこれからリチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」の輪読会です。
今回は6,7章。
いやあ、おもしろいねえ。

さて、今日のメモ。

〇GFR(Growth Factor Recepter)
増殖因子受容体

〇IPF
特発性肺線維症

〇特発性
特別な原因が見当たらないのに発症すること。