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2016年9月25日日曜日

真田丸 加藤清正とハンセン病

今日の真田丸は重要な人が2人亡くなりましたね。

まず1人は真田昌幸。

このドラマの開始当初から話題をかっさらった、
草刈正雄さん演じるこの役。

最後の親方様のところの迫真の演技は流石でしたね。

おそらくは、世の中はこっちに注目が集まってると思うのですが、
ちょっと私は別の視点から。

それがもう1人、超あっさり亡くなった加藤清正。
今後も活躍が期待できそうな新井浩文さん。
(個人的にはアウトレイジと食べるダケの役が好きです)

さて、加藤清正の死については諸説あって、
真田丸の中では、服部半蔵に毒(病原菌?)をコッソリ注入され、
帰りの船の中で死ぬというものでした。

加藤清正 wiki

wiki大先生を見る限りでも、

二条城の料理に毒を盛られたとか、毒まんじゅうを食べさせられたとか、
梅毒など花柳病で死んだというような説があります。
そして、その説の一つの中にハンセン病で死んだという説があります。

また死因は瘡(癩病、ハンセン病)であったとする説もあり、罹患者の多かった時代には清正を祀る加藤神社に平癒を願う参詣者が多かったという。

ちなみに熊本市の本妙寺は明治20年代まで、梅毒やハンセン病で不具になってしまった患者達で混雑することが珍しくなかった。参拝客達に哀れみを乞い、この寺に墓がある清正を一種の神と崇め、病を治して貰おうという信仰があったからである(ただし全国の寺社でも同様の現象が起こっていた)。

日本のハンセン病の歴史において大きな足跡を残したひとり、イングランド国教会の伝道師だったハンナ・リデル(女性)はこの寺で見た患者達の群を見て甚大なショックを受け、その生涯を彼らの救済に傾けた。

ただし、本妙寺は日蓮宗の寺院であり、日蓮宗には元々「癩病(ハンセン氏病)は法華経を謗った報い」であるという考え方が存、法華経信仰とハンセン病平癒、そして熱心な日蓮宗信者とされる加藤清正が結びついたことに由来するという考えもあり、清正の死因とは結びつかないという説もある(以上wikipediaより)

ハンセン病(癩病)といえば、先日のシゲリストのまとめにも出てきました。
文明と病気 上 シゲリスト 5 ~国立ハンセン病資料館とか~

ここに出てくるハンナ・リデルさんについては、
この国立ハンセン病資料館にたくさん記録があります。

とりあえず上の記事に貼ってあるリンクから「ハンセン病」についてwikiで見てみて、
興味を持った方は(っていうか、知るべきだと思いますけど)、
是非色々本を読んでみて下さい。参考に有名どころだけ挙げときます。
もののけ姫にもハンセン病患者が描かれていますね。









この国はどういう政策を行っていたのか
どういう政策を行う可能性があるのか
その補償はどうされたのか
もう次はないのか

色んなことを考えさせられます。

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